優雅に泳ぐチョウチョウウオをサンゴ水槽で飼育したら、とても美しい光景が見られそうですね。
そこで、サンゴ水槽でチョウチョウウオを飼育してみたいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、サンゴ水槽でチョウチョウウオを飼育しても、サンゴに影響しないのでしょうか。
チョウチョウウオとサンゴの関係を調べてみました。
チョウチョウウオはサンゴも食べる!?
チョウチョウウオは自然界において、サンゴのある場所で生活している場合がほとんどです。
それは、サンゴが餌になるからです。
種類にもよりますが、サンゴを主食とするチョウチョウウオもいるほどです。
では、サンゴとチョウチョウウオを同じ水槽で飼育する事はできないのでしょうか。
チョウチョウウオとサンゴの種類を選べば同じ水槽で飼育することも可能なようです。
まずチョウチョウウオですが、食性が3種類に分かれます。
サンゴのポリプだけでなく、コケや海草のほか甲殻類等も食べる雑食性のもの。
サンゴのポリプを主食として食べているポリプ食性のもの。
プランクトンを主食とするプランクトン食性のものが存在するそうです。
この中で、ポリプを主食としているものは、サンゴと一緒に飼育するとサンゴを食べてしまいます。
そのため一緒の水槽に入れることはできません。
しかし、他の2種類に関しては、人工餌に餌付いているのであればサンゴを食べることは少ないそうです。
また、サンゴの種類にもいくつかあるそうです。
食害を受け易いサンゴと食害を受け難い種類があるそうなので、食害を受け難いソフトコラールと呼ばれる種類の珊瑚を選べば、チョウチョウウオとサンゴの共生も可能になってくるそうです。
まとめ
チョウチョウウオは自然界でサンゴを食べてきました。
そのため、サンゴは餌という認識をしているそうです。
しかし、別の餌があり、お腹がいっぱいであればサンゴを食べる頻度は少なくなるそうです。
また、サンゴにも食害に対する抵抗力に差があるそうなので、それらの種類を上手に組み合わせれば、同じ水槽でチョウチョウウオとサンゴを飼育することも可能となるそうです。
すぐに諦めないで、一度試してみてはいかがでしょうか。
きっと美しい水槽を作り上げることができます。