白点病。
これは、海水魚の体に白い点のあらわれてしまう病気です。
海水魚を飼育している方なら、目にした事があるのでは?
この病気にかかった海水魚はクリプトカリオン・イリタンスという名前の寄生虫が発生してしまいます。
そうです、白い点=寄生虫なのです。
ヒレに付いてしまうところからスタートして、海水魚の表面にとりつきます。
初めの方はほんの数個見られる程度なのですが、次第に増えてしまうので厄介です。
しかも、寄生虫は栄養分を吸収してしまいます。
栄養分の吸収という事は、当然ながら体力も奪われてしまいます。
もちろんそのまま放っておいてはいけません。
放っておけば寄生虫は増幅するのみです。
その結果として、海水魚は衰弱していってしまいます。
フレームエンゼルは海水魚ですから、この病気にかかってしまう事があるのです。
海水魚であるフレームエンゼルは白点病にかかりやすい!?
海水魚が白点病になってしまう原因としては、環境の変化が大きいとされています。
例えば水温の変化。
夏の暑い日に高水温になってしまうだとか、冬の寒い日に低水温になってしまったりだとか。
それに、水質が変化した時。
水換えを行う時も、気を付けて行う必要があります。
一度に大量の水換えは避けた方が良いでしょう。
さらにはストレス。
人間もストレスが溜まりすぎると良くないと言われますが、海水魚も同じです。
魚同士の相性が良くないと、どうしても喧嘩が発生します。
そうなると、ストレスが発生したりもするのです。
また、これは運ですが、購入した時には既に弱っているなんて場合もありますし、季節の変わり目なんかも弱りやすいです。
季節の変わり目は人間でも風邪をひきやすかったりしますから、その部分でもお魚は同じという事ですね。
では次に、対策について紹介します。
まずは、水質の安定です。
水質が変化すると白点病にかかりやすいのですから、水質は常に安定させれば予防になるのですね。
ストレスにもかかりにくくなります。
それから、砂利をいじらない事。
砂利をいじらないだけで水質が安定しやすいのです。
砂利が汚くなってどうしてもなんとかしてあげたい場合は、砂利の表面だけを撫でてあげる感じで吸水ホースを使用します。
ヤドカリ、貝などは砂利の表面を掃除してくれるので、こちらもオススメです。
まとめ
海水魚は白点病にかかりやすいのですね。
万が一飼育をしているフレームエンゼルが白点病にかかってしまった場合は、正しい治療法での治療を施してあげてくださいね。