ドジョウとは、土の中に生きていることから名前がついたとも言われています。
コイ目ドジョウ科に属する淡水魚で、全長が10~18cmで細長く口の周りにヒゲがあります。
ここでは、ドジョウがどのような生息場所・生息環境に暮らしているのかを紹介していきます。
ドジョウの生息場所
ドジョウは淡水魚であることから、淡水に住んでいます。
土や砂の中にもぐっていることが多いのですが、時々水面に出て腸から酸素を吸収して空気呼吸をし、残りのガスを肛門から排出する事があります。
日本だけではなく、朝鮮半島やアムール川より南の中国大陸、台湾・ベトナム北部・ミャンマーまで分布しているようです。
湖・皮・水田・沼・溝などの泥の中で生活し、有機物や小動物を食べる雑食性のものや草食性のものもいます。
現在では、養殖されたり人工繁殖されたドジョウが観賞用として販売されています。
ドジョウの生息環境
ドジョウの生息環境は、湿地に住んでいることが多く、成魚は泥の上を泳ぎ回ったり、泥の中にも潜ったりして生活しています。
晴れた日は日陰に集まり、曇りの日は泥の上で、雨の日は活発に泳ぎ回っている、特に夜に活動する事が多くなっています。
冬になると泥の中に潜入し冬眠します。
1匹ずつ冬眠する事が多いのですが、乾燥した場所で冬眠する場合には多くの土壌が塊となり、土の中の水分と体の表面から分泌される粘液で体の乾燥を防ぎながら冬眠します。
ドジョウはエラ呼吸だけでなく腸で呼吸する事ができるので生命力が強く、他の魚が住めないような水たまりなどで生息する事があります。
雨の日になると、水たまりから泥の上をはって大きな水場に移動する事ができます。
驚くと水面から飛び出すことがあるので、自宅で飼育している場合には水槽から飛び出してしまったドジョウが遠く離れた場所で干からびているという事もあるようです。
まとめ
ドジョウは、淡水魚で全長が10~18cmと細長く口の周りにヒゲがあります。
日本だけでなく、朝鮮半島やアムール川より南の中国大陸、台湾・ベトナム北部・ミャンマーまで分布していてるようです。
湖・皮・水田・沼・溝などの泥の中で生活し、有機物や小動物を食べる雑食性のものや草食性のものもいます。
自宅で飼育する場合には、雑食性であることから水槽のお掃除屋として活躍してくれます。
生命力が高いので飼育しやすいということが言えます。