石巻貝にとって快適な水はどのような水質をしているのでしょうか。
適正水温は10~28度くらいで、30度を超えてしまうと亡くなってしまう恐れがあります。
水質は弱酸性~弱アルカリ性を好むようでとても環境の変化などに敏感な貝だと思われます。
石巻貝は淡水よりは汽水(海水)のほうが長生きします。
水槽の水が古くなると徐々に酸性を示す傾向があり、淡水の水槽は石巻貝にとっては過ごしにくい環境なのです。
また、あまりにも酸性が強いと貝殻が溶けて穴が空いてしまったり白くなってしまうそうです。
石巻貝は汽水との水合わせが大事!?
買ってきた石巻貝をそのまま袋に入っている汽水と一緒に水槽に流しいれるのは良くありません。
必ず水合わせをしなくては、石巻貝も急な環境の変化で混乱して弱ってしまいます。
淡水と汽水の水合わせはどういうものかというと、石巻貝を買ってきた袋をそのまま水槽に浮かべて水温を水槽の水と合わせます。
そのあと慎重にちょっとずつ水槽の水を足して慣らしていきます。
果たしてこれだけで石巻貝は長生きしてくれるのでしょうか?
石巻貝を飼育する際のphはどのくらい?
石巻貝は水槽で飼う場合、水質によって寿命はだいぶ変わってきます。
PHが低いと殻が溶けて寿命が短くなってしまいますし、PHが高いと寿命は長くなります。
もともとは汽水域などの塩の影響を受けるところで生息しているので、汽水を使用すれば長生きするのですが、淡水の場合はPHを7.5~8程度で調整すれば良いと思います。
まとめ
家で石巻貝を飼うときは淡水がほとんどだと思いますので、PHに気を付けることが石巻貝を長生きさせるコツだと思います。
もし石巻貝が弱ってきてしまったら、PHを高くした別水槽を用意して弱ってしまった石巻貝はこの別水槽にいれて体力を回復させたりするということをすれば、また復活して長生きするかもしれません。
ちょっと手間だと感じるかもしれませんが、せっかく飼っている石巻貝なので長生きしてもらいたいですね。