ドジョウは観賞用としても人気がありますので、自宅で飼育しているという人も多いのではないでしょうか?
ドジョウを飼育していると、繁殖を試みたいと考える人もいるでしょう。
そこで、ドジョウの繁殖の時期についてはいつ頃なのか、また産卵方法を調べてみましたので宜しければ読んでみて下さい。
ドジョウの繁殖時期はいつ?
ドジョウの繁殖時期はいつ頃になるのでしょうか?
ドジョウの繁殖時期は自然界では通常5~7月、遅くて8月頃と言われています。
ちょうど水田に水を引く時期と重なりますね。
水槽飼育の場合も自然界とだいたい同じぐらいの時期になります。
ドジョウの産卵方法は?
次にドジョウの産卵方法についてですが、まずはドジョウが快適に過ごしやすい生育環境を整えてあげましょう。
ドジョウは飼育水槽での産卵は難しいといわれていますが、自宅でも産卵に成功している事例があります。
自宅のベランダでドジョウを飼育し、産卵に成功している方もいるようなので不可能ではなさそうです。
飼育環境は、水が沢山はいる水槽が初心者にはお勧めです。
エサのやりすぎで水が濁ってしまい水質が悪くなることや、水温が急激に変化すると病気を引き起こすなど、ドジョウの生育環境にはあまりよくないので注意が必要です。
またオスとメスがいないと繁殖は絶対に出来ませんので、オス2匹とメス1匹を目安にドジョウを水槽にいれます。
ドジョウは複数のオスがメスを追尾して繁殖行動を始めます。
繁殖行動は、メスの周りにオスが近づき、メスの体にまきついて卵を絞り出します。
そして産卵された卵に向かってオスが体液を放出して接合が終わります。
繁殖時期になるとオスの様子も変化します。
オスは背びれの前と基底近くに突起が現われます。
この突起がメスの体に巻き付いて卵を絞り出すのに約立つようです。
産卵は夜に行う事が多く、水草や稲株などに産み付けられます。
また泥底にばら撒くようにも産卵します。
メスは1回につき数千から数万個の卵を数回に分けて産卵します。
産卵した卵は、孵化する前に親に食べられてしまうので、もし見つけたらすぐに別の水槽に保護してあげましょう。
まとめ
ドジョウの繁殖の時期や産卵方法がわかりましたね。
環境さえ整えれば自宅飼育でも繁殖する事ができるかもしれません。
ただ、ドジョウの産卵は1回につき数千から数万個の卵を産卵するとの事ですので、自宅での繁殖はよく考えてからがよさそうですね。