たくさんの針が生えている変わった見た目の魚といえばハリセンボンですよね!

最近は飼育してみたいと思う人も増えてきているようです。

今回のテーマはハリセンボンの繁殖行動や時期についてです。

海や水槽の中で泳ぐハリセンボンはお馴染みかもしれませんが、繁殖などのシーンはあまり見たことがない方も少なくないかと思います。

ハリセンボンの繁殖とはどんなものなのか、解説していきます。

ハリセンボン 繁殖

ハリセンボンの繁殖について!時期はいつぐらい?

なかなかお目にかかることのないハリセンボンの繁殖。

実は、あまり詳しいことはいまだにあまり解明されておりません。

産卵については特にあまりわかっていません。

現在わかっていることは、春から夏にかけて暖かくなるころに1匹のメスのハリセンボンに何匹ものオスのハリセンボンが寄ってきて、産卵が行われているのではないかと考えられています。

1匹のメスに複数のオスという繁殖の仕方はあまり聞かないですよね。

珍しいパターンです。

ちなみに、ハリセンボンの卵は「分離浮性卵」という種類に分類されます。

簡単に言うと、水に浮く卵という意味です!

魚によっては、水に沈む卵も存在するそうです。

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また、ハリセンボンは元々は熱帯性の魚ですので、産卵場所としては台湾付近や沖縄付近などの南西諸島であることが多いです。

そこから、卵が孵化して稚魚になれば、北上し日本海沿岸で発見されることが多くなるそうです。

地域は幅広くて青森県以南に生息しています。

日本海沿岸だけでなく、太平洋沿岸でも発見されています。

北上する原因としては黒潮や対馬海流の影響を受けるそうです。

おまけですが、飼育するときの水温は高めに設定するとハリセンボンも喜ぶそうですよ!

生まれたところ(亜熱帯地域)の水温は25℃〜30℃程度なので、同じぐらいにすると良いそうです!

また、水温が低めだと病気にかかったり食欲不振になるといわれていますので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はハリセンボンの繁殖行動と時期について解説いたしました。

残念なことに、あまり詳しいことはわかっていないのですね。

まだまだ生態に謎が残る魚だといえます。

やはりハリセンボンは熱帯魚なので亜熱帯地方で孵化するのは納得できますね。

これからもっとハリセンボンの生態について解明されることに期待したいものです。

雑学として参考にしていただければ幸いです!

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