石巻貝を水槽の中で飼育するにはどんな環境が一番適しているのでしょうか。
石巻貝を飼育するに適している水温は10度~28度くらいと言われています。
タニシやメダカに比べると高水温に弱いという傾向があります。自然界ではメダカは、水温の上昇しやすい池などでも生きていけるみたいなのですが、石巻貝は川の流れがあって比較的に涼しいところで生息しているそうです。
もし夏場にベランダなど屋外で飼育する場合は、タニシなどに比べて石巻貝は弱い貝なので、できるだけ陽が当たりすぎないところで飼育してあげるのが良いでしょう。
反対に冬の場合、石巻貝の適正水温は限度が10度までなので寒さにも強い方ではありません。
冬にベランダや屋外に出すことも向かないようです。
育てやすい石巻貝ですが、貝も生き物なので急激な環境変化は石巻貝の寿命を短くさせてしまう恐れがありますので、水温調節には注意が必要です。
さて、石巻貝が一番長生きする環境はどのような水質なのでしょうか。
石巻貝のベストな飼育環境とは?
石巻貝が一番長生きしてくれる飼育環境が良い水質というのは、弱酸性の軟水が石巻貝は苦手なので、塩分を含んだ水やPHが高めの水や硬度の高い水を好むことは確かです。
そのためには、総硬度が計れる液体の試薬を、水槽のフィルターに入れるのが良いです。
「PH7.5~8」と「GH6~8」くらいの水質になるように、試薬で計りつつカキガラやサンゴ砂利などを少量ずつ加えながら、徐々に変えていくのがベストな方法だと考えられます。
まとめ
石巻貝は水槽の中を綺麗にしてくれて、尚且つ餌もいらないといった簡単に飼育できるイメージがあるのですが、
その代わりとても繊細で環境の変化にも弱いので、水質はしっかりたもってあげないと石巻貝が亡くなっっちゃった。ということになりかねませんので注意も必要です。
弱アルカリ性を好むおとなしい魚と一緒に水槽の中に同居させると良いと思います。
メダカあたりが一番石巻貝との相性は良いのではないかと思います。