淡水魚のなかでも特に大型に育つ古代魚、アロワナ。色あざやかな身体で優雅に泳ぐ姿は美しいと人気をよんでいます。
その大きさと肉食性という点から他魚と一緒に泳がせて大丈夫なの?と心配されがちですが、性格はとてもおだやかで飼いやすい魚です。
アロワナとの混泳にはおすすめの魚、NGな魚がいるので、グッピーやプレコを例に解説していきましょう。
混泳したらアロワナはグッピーを攻撃する?
アロワナはもともと南アメリカ、オーストラリア、東南アジアに生息していました。
身体の色は緑、黄色、赤色とさまざまで、中国では「龍魚」とよばれ幸運を運ぶ魚であるとされてきました。
まずアロワナ同士の混泳ですが、縄張り意識が非常に強いことから基本は避けるべきとされています。
主食は昆虫や小型魚で、金魚の幼魚やアカヒレ、またはコオロギやミルワームが餌として一般的です。
グッピーのサイズは小さいため少し心配です。
アロワナとグッピーを混泳させている飼い主さんもいますが、実際にグッピーが餌として食べられてしまった例もあるので、一緒に泳がすことは控えた方がいいかもしれません。
プレコはアロワナとの混泳に最適!
プレコ、とくにセルフィンプレコという種類は、アロワナとの混泳に非常におすすめです。
セルフィンプレコはコケを主食としているため、餌やりの必要がほとんどありません。
コケ取りをしてくれて水槽もきれいになるので一石二鳥ですね。
またアロワナが水の表面近くを泳ぐのに対して、プレコは底でじっとする魚です。
そのため大きさの十分な水槽であればアロワナが縄張りの警戒をせず快適に泳ぐことができるのです。
まとめ
今回はアロワナとの混泳に向いている魚、向いていない魚を紹介しました!
グッピーなどの小型魚は餌とされる危険があるため別々の水槽にいれることをおすすめします。
プレコは喧嘩になることも少ないです。
ストレスなく水中生活を過ごしてもらうために、適切なタンクメイトを選んであげることが大切ですね!