コリドラスは非常に臆病でおとなしい熱帯魚で、他の熱帯魚を攻撃することがあまりなく、縄張り意識もそれほど強くありませんので、複数飼育や他の熱帯魚との混泳に向いている熱帯魚です。
またコリドラスは底棲魚ですので、遊泳魚のテトラと混泳させることによって水槽内が華やかになります。
では、テトラとコリドラスを混泳させるときにはどのようことに注意したら良いのでしょうか。
コリドラスとテトラを混泳させるときに注意すること
コリドラスもテトラも比較的におとなしい性格で、両方とも混泳に向いている熱帯魚です。
また共にサイズが小さいので、複数飼育することで水槽内が華やかになります。
これを踏まえると、混泳させるときは特に何も心配せず、好みのコリドラスとテトラを飼育したいだけ混泳させてしまっても良いように思いますが、混泳にはひとつ注意点があります。
それは、テトラの飼育数に対してコリドラスを極端に少なくしないことです。
普段はおとなしいテトラも群れをなした場合、時としてコリドラスに対して攻撃を加えることがあるからです。
コリドラスはおとなしい性格をしていますので、背ビレなどをテトラに食べられてしまいます。
また、コリドラスとテトラの数に大きな差が出てしまわないようにすることと共に、コリドラスが隠れられる場所を作っておいてあげることも大切です。
コリドラスがしっかり餌を食べられるように注意!
コリドラスは雑食のため、基本的には遊泳魚と餌の種類を分ける必要はありません。
但し、コリドラスは底に沈んだ餌を食べることがほとんどですので、餌の種類とは別に餌のあげ方に注意する必要があります。
遊泳魚であるテトラと同じ餌をあげる場合、餌の量が足りないと餌が底に沈む前にテトラが全て食べてしまいます。
こうなってしまうとコリドラスは餌を食べることが出来なくなり弱ってしまいます。
同じ餌をあげる場合には、テトラが全て食べてしまっていないか、コリドラスが十分に餌を食べられているを確認することが大切です。
また、気をつけていてもコリドラスが十分に餌を食べられていない場合は、テトラ用と分けてあげることも大切です。
まとめ
テトラとコリドラスは、相性もよく基本的にはお互いが混泳に向く熱帯魚です。
色々な種類の熱帯魚を飼育することで水槽内は華やかになりますので、遊泳魚と底棲魚を混泳させるときの注意点をしっかりと守りながら飼育しましょう。