フラワーホーンの種類の中に、ラピスラズリというのがいます。
とても美しい青い色をしたフラワーホーンで、ラピスラズリという青い宝石に由来した名前です。
タイシルクとも呼ばれメタリックな輝きが綺麗です。
一見フラワーホーンに見えない熱帯魚ですが、その生態はどういうものなのでしょうか。
他のフラワーホーンとはどこが違うのでしょうか。
フラワーホーンのラピスラズリの飼育は?
ラピスラズリと他のフラワーホーンの大きな違いは、やはりコブがほとんど大きくならないというところです。
コブがほぼ無いに等しい感じのものもいます。
フラワーホーンの色の美しさが好きなので、飼いたいけれどコブはどうも苦手という人も中にはいます。
そんな人にはラピスラズリはぴったりではないでしょうか。
ラピスラズリの飼育方法は、一般的なフラワーホーンの飼育方法とほとんど同じです。
フラワーホーンの中では丈夫で育てやすいと言われています。
- 体長30㎝ほどに成長
- 餌は市販の飼料が中心
- 水温は25°から28°
- 寿命は10年ほど
違うところといえば性格が若干おとなしいめというところです。
フラワーホーンは他の魚はもとより、同じ種類のフラワーホーンでさへ混泳不可能という気性の荒い熱帯魚ですが、ラピスラズリに限っては、混泳できる個体がいるようです。
同じような大きさであるという限定付ですが。
ですから、雌を混泳させて繁殖させることも可能ということになりますね。
繁殖期は気性が荒くなるそうですので、他の魚からは隔離した方がよいようです。
産卵は流木や石などに卵を産み付けます。
ただあくまでも個体によるということで、余計なトラブルや被害を避けたいのなら、たとえラピスラズリといえども混泳は避けた方が無難かもしれませんね。
基本は単独で飼うことということになっていますから。
まとめ
ラピスラズリはコブの発育に関して気にすることはないですし、青い色も遺伝的なもので色あせてきたりもしません。
初心者には飼いやすいフラワーホーンといえると思います。