アカヒレは他の熱帯魚との相性も比較的良く、混泳には適している品種だといわれています。
その中でも、色目が鮮やかで美しいといわれるネオンテトラと一緒に入れたいという飼い主さんも多く、この2つの品種は混泳させても良いのかどうか悩む人も多いようです。
そこで、今回はアカヒレとネオンテトラの混泳についてご紹介したいと思います。
混泳とは何？
熱帯魚は、1種類だけを飼育する場合といろんな種類を混ぜて入れる場合があり、一緒に入れて泳がせることを混泳といわれています。
熱帯魚の混泳には相性があり、一緒に入れると気がキツイ方が弱い品種を痛めつけて弱らせてしまうことがあるため注意しなければならないようです。
混泳させるならお互いが同じような性格の品種や、穏やかな性格の品種同士を選ぶようにしましょう。
アカヒレとネオンテトラの性格
アカヒレとネオンテトラを一緒に入れる混泳ではお互いの性格を知った上で入れるようにしましょう。
アカヒレの性格
アカヒレはオス同士は繁殖を迎えると、お互い縄張り争いをするといわれており、弱い方の個体に向かって攻撃を加えてしまい弱らせてしまうことがあるといわれています。
ゆったりと泳いでいる姿を見ていると攻撃的な性格とは縁遠いように思いますが、アカヒレも意外な一面があるようです。
ネオンテトラの性格
ネオンテトラは、アカヒレに比べると臆病な性格で、攻撃されるとかなりのストレスを感じてしまい病気になってしまうことがあるといわれています。
激しくぶつかると後ずさりしてしまい、感染症などの病気を発生してしまう可能性があることから気性の激しい魚との混泳には気を付けなくてはならないようです。
アカヒレとネオンテトラの混泳での注意点
アカヒレとネオンテトラの相性はそんなに良いとはいえないようですが、飼い主さんにしたらお互い飼いやすく、見た目もきれいなため、混泳させたい人は多いようです。
そこで、アカヒレとネオンテトラを一緒に入れる混泳での注意する点を見ていきましょう。
混泳には同じ層で泳がせない
アカヒレとネオンテトラは水槽内では、上層部と中層部で泳ぐことが多いといわれています。
でも、同じ層で泳ぐことはネオンテトラにとってはかなりのリスクがあることもわかっています。
そこで、アカヒレとネオンテトラの泳ぐエリアを分けるようにすると良いようです。
同じ層で泳ぐと、エサの取り合いや縄張り争いに巻き込まれてしまうことも心配されます。
相性がそんなに良くないアカヒレとネオンテトラがぶつかり合わないようにするためには、大きめの水槽に入れるか、水草や置き石、流木などを一緒に入れてあげて逃げ場を作るようにした方が良いといわれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
お互い小さくて癒されるアカヒレとネオンテトラですが、あまり相性は良くないようですね。
相性が良くない魚どうしの混泳では、お互いの活動エリアを分けてあげるようにすると良いといわれています。
どちらも美しい熱帯魚どうしなので仲良く共存すると良いですよね。
