ポリプテルスの様な古代魚の1つを飼育する事って夢ですよね?
メダカやアカヒレなどの小さい観賞魚と違い成長したら大きくなる観賞魚の飼育には水槽も選ばなければなりません。
そんなポリプテルスの水槽の立ち上げはどのようにしたら良いのか?
熱帯魚飼育をする人にとっては水槽の立ち上げが悩みのタネですよね。
上手く水槽を立ち上げるにはどうやれば良いのか分からない初心者の為に立ち上げ方を紹介したいと思います。
ポリプテルスの水槽の立ち上げ方
水槽の立ち上げって水を入れてレイアウトして魚を入れたら良いんじゃないの?
熱帯魚を初めて飼う人ならそう感じるかも知れませんが、熱帯魚の水槽立ち上げは簡単なものではありません。
しっかりと立ち上げないと熱帯魚は長生きする事が出来ないからです。
そこでポリプテルスの水槽立ち上げの方法を探ってみましょう。
ポリプテルスを知ることから始める!
水槽立ち上げをする前にポリプテルスを知っておく事が大事です。
一般的な熱帯魚のアカヒレやメダカの様に小さい魚なら水槽も小さくて問題ないですが、ポリプテルスなど小型でも30cmほどになる魚は小さな水槽だと飼育が出来ません。
成長していくにつれて水槽を大きくしていく方法もありますが、水槽の置く場所を確保しなければならない問題も出てきます。
水槽を購入する前に飼う魚をしっかりと調べてから水槽を選びましょう。
水槽選び
幼魚のうちは30cm水槽でも飼えると思いますが、小さな水槽は早く汚れてしまいます。
成長期のポリプテルスは生餌で育てると2ヶ月もしたら驚くほど大きくなってくるので水槽の大きさもしっかりと選ばなければなりません。
30cm程度になる小型のポリプテルスなら90cmのワイド水槽辺りが良いと思います。
大きな水槽は水質の悪化もゆっくりと進むので頻繁に水換えをしなくても済みます。
魚を入れるまで
いよいよ水槽を立ち上げるのですが、ポリプテルスを水槽へ入れる前に濾過バクテリアを増やさなければなりません。
水槽をセットしたらパイロットフィッシュとしてアカヒレなどを1〜2週間ほど飼育すると濾過バクテリアが増えてきます。
熱帯魚を飼うとアンモニアが発生します。
アンモニアか発生してくると、それを養分としてバクテリアが増え亜硝酸塩に分解してくれます。
亜硝酸塩が増えると亜硝酸塩を分解してくれるバクテリアが増え硝酸塩に変えてくれます。
このサイクルが出来てくると、ほぼ水槽の立ち上げは成功と言えるでしょう。
立ち上げ後
2週間から1ヶ月もしてくると水槽も安定してくると思います。
始めのうちは1日に1回3分の1程度の水換えを何日か行いパイロットフィッシュで水を作ったら、ポリプテルスを水合わせをして投入します。
肉食魚は水を汚しやすいので小さい水槽よりは大きめの水槽で育てた方が良いでしょう。
まとめ
水槽の立ち上げはバクテリアによる濾過の環境を作る事です。
バクテリアはアンモニアが無いと増えないのでアカヒレなど丈夫な個体をパイロットフィッシュとして水を作ってあげましょう。