熱帯魚を飼い始めるときには必ずその飼育する生態(お魚さん)についてしっかりと知る必要があります。
生態1匹1匹が水質などの環境が異なります。
今回は熱帯魚の飼育の中でも、その可愛さから人気が高いミドリフグをお迎えするまでの準備についてまとめてみました。
水槽の立ち上げって何をするの?
まずミドリフグは「汽水魚」であること、また他の熱帯魚たちと一緒には飼育しない「単独飼育」に適していることを念頭に置いて水槽を立ち上げたいと思います。
お住まい事情によってその水槽の大きさは異なりますが、35ℓから45ℓの水槽の想定で見ていきたいと思います。
- 柔らかいスポンジで洗いましょう。
- 水槽の位置を決定、設置後は動かすことはできませんのでしっかりと検討してください。
- サンゴ砂を洗います、細かな汚れがあるので2・3回水を変えて洗いましょう。
- サンゴ砂を高さ2cmほどまで水槽内に敷きます。
- 水温計・ヒーター・フィルターなどの小物たちを配置します。
水作りはどうしたらいい?
ミドリフグにとって水質は大切な飼育環境、有害物質は次の2つ、「アンモニア」と「亜硝酸」です。
- まずはフィルターを動かした水槽内にミドリフグの餌を入れ、腐敗した餌からアンモニアをわざわざ発生させます。
- しばらくすると今度は水槽内にアンモニアを分解させる「バクテリア」という微生物が生まれます。
- それによって、アンモニアが今度はもう1つの有害物質である亜硝酸という物質に変化します。
- しかしそこからまた新たにバクテリアが発生し亜硝酸が硝酸に分解され、これによって水作りが完了します。
しかし目で見てバクテリアがいること、有害物質が残っていないかなどは分かりません。
そんな時は水槽内を測定する商品(試験紙)を使用して判断の基準にしましょう。
まとめ
ミドリフグの水槽の立ち上げについてまとめてみましたがいかがでしたか?
購入する前に余裕をもって1週間くらいの時間をかけて必要な道具や用品をそろえ、洗ったり水作りをしてミドリフグをお迎えする準備をしましょう。
しっかりと準備をすることによって快適なアクアライフを送ることができます。