セルフィンプレコは、帆船の帆を広げたような優雅な泳ぎ姿と、水槽内の汚れを食べてくれるお掃除役としての需要から、とても人気のある熱帯魚です。
この記事では、セルフィンプレコの寿命についてお話します。
これから飼うことを考えている方には大切なことですので、是非知っておきましょう。
セルフィンプレコの寿命は?
セルフィンプレコを飼うときに知っておかなければならないのは、セルフィンプレコが非常に長生きな熱帯魚であることです。
なんと寿命は10年以上と言われており、35年以上生きたという報告もあるほどなのです。
寿命以外にも気をつけなければならないのはその成長速度です。
セルフィンプレコは、成長すると50センチにもなると言われている大型の熱帯魚なのです。
水槽の掃除屋としての需要の高いセルフィンプレコは、5センチほどの個体がショップで安価に大量に売られています。
その場の見た目と、掃除係としての役割から安易に飼育を決めると、その後大きく成長するセルフィンプレコを持て余す事になってしまうのです。
セルフィンプレコは平均で、1年間に2cmのスピードで成長します。
成長期には1年で20センチに到達することもあり、水槽の大きさには注意が必要です。
セルフィンプレコは小さい時は混泳がしやすいので、アクアリウム内のメンテナンス要員として大活躍してくれます。
しかし、成長に伴って気性が激しくなり、大型化しますので混泳は稚魚の時だけにしたほうが無難ではあります。
しかし、大きなセルフィンプレコは、大型水槽の掃除役として活躍しますので、ショップなどで引き取ってもらうことも可能な場合があります。
成長スピードが速いし10年以上生きるということもあり、彼らを持て余してしまって、大型化した個体に困る飼い主さんも多いのだそうです。
モラルの無い飼い主によって河川に捨てられることも多いようですが、専門家に相談するなどして、勝手に自然に返さないように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はセルフィンプレコの寿命についてご案内いたしました。
彼らは寿命がとても長いので、10年異常生きることを頭に入れて置き、飼い始める時は最後まで責任がとれるかどうかを考えて判断してくださいね。