コメットを飼育していると、他の金魚とも混泳させて、より美しい水槽に作りあげたくなるのではないでしょうか。
そこで、コメットにとてもよく似ている朱文金はいかがでしょうか。
しかし、コメットと朱文金はとても似ていて、区別が付きにくいですよね。
コメットと朱文金の違いはどこにあるのでしょうか。
また、混泳させることはできるのでしょうか。
朱文金とコメットの違いは何?
コメットと朱文金。この2種類はとても似ていますが、じっくり見てみると違いがわかってくるそうです。
まず尾に注目してみます。
個体差はありますが、コメットの尾は、先が長く伸びていて、尖っているような形をしています。
一方で朱文金は同じ長い尾を持っていますが、先端は丸くなっている形をしています。
体色の違いは、コメットの体色は紅白のものがとても多いです。
単色のものも存在しますが、ほとんどのコメットが紅白の2色をしている個体が多いようです。
朱文金には紅白以外にも黒色が入っている3色の個体が多いそうです。
コメットのキャリコ柄と呼ばれるものも3色の個体ですが、朱文金の黒は徐々に広がっていくことがあるそうです。
このように、コメットと朱文金はとても似ている金魚の種類です。
朱文金とコメットは混泳できるの?
異なる金魚を混泳させるための条件はいくつかありますが、そのなかでも重要なものは、体の大きさと泳ぐスピードと言われています。
体の大きさに差があり過ぎると小さい金魚はストレスが大きくなってしまいます。
また、泳ぐスピードに差があると、泳ぎの遅い金魚はエサの取り合いに負けて、エサを食べることができません。
その点コメットと朱文金は運動能力や成長速度、大きさも良く似ているため、コメットと混泳させるには朱文金は最も相性の良い金魚のひとつではないでしょうか。
まとめ
見た目がとてもよく似ているコメットと朱文金ですが、よく観察してみると、少し異なる部分があるそうです。
尾に注目してみると、区別ができそうです。
しかし、コメットも朱文金も個体差があるため、はっきりと見分ける事は難しいようです。
コメットと朱文金の混泳ですが、相性はとても良いそうです。
混泳に必要な条件である体の大きさや泳ぐスピードがとても似ているため、コメットと混泳させる種類を検討している人は、朱文金をおすすめします。