セルフィンプレコは、大きな尾びれや背びれをもつ、見た目がユニークな魚です。
泳ぐ姿が優雅で美しく、とても人気のある熱帯魚です。
この記事では、セルフィンプレコがどのような種類の魚かについてご案内いたしますので、ぜひご覧ください。
セルフィンプレコはどんな種類の熱帯魚?
セルフィンプレコは、ナマズ目・ロリカリア科に分類されている魚の一種です。
プレコと呼ばれるナマズのグループがあり、セルフィンプレコはその代表的のひとつなのです。
始めは小さい魚ですが、育つと全長は最大で50cmくらいにまで大きくなります。
黒っぽい茶褐色の地肌に、黒い褐色の丸い斑点がびっしりと入っている模様が特徴的です。
幼魚のときはこの斑点模様が体に対して目立ちますが、成長するにつれて斑点が細かくなっていき、大型のセルフィンプレコでは模様はあまり目立たなくなります。
背びれの幅はとても広く、これを広げた姿が帆船の帆に似ていることから、セルフィンプレコという名前をつけられました。
アクアリウムで飼育されるメジャーな魚ですが、本種の姿を楽しむ他にも、水槽に生える藻類を食べさせるお掃除屋さん魚としての需要がとても高い魚です。
そのため養殖された5センチ程度の幼魚が安価にたくさん販売されていますが、見た目の可愛らしさに反して成長は早く、1年でどんどん育って20cmほどにもなります。
このことを知らずにプレコを買ってしまう飼育者が多いのも問題です。
成長したセイルフィンプレコは大型魚の水槽の掃除役として大活躍しますので、熱帯魚ショップに引き取ってもらうことができる場合があります。
セルフィンプレコは小さい時は混泳ができますが、成長に伴って、身体が大きくなるだけでなく気性が激しくなります。
お掃除屋さんとして活躍してもらうには、混泳させる種類の魚を見極める必要があります。
成長スピードが速うえ、10年以上の長生きなので、予想以上に成長して困ることのないように気を付けたいですね。
まとめ
今回はセルフィンプレコという種類の魚をご紹介いたしました。
水槽のお掃除屋さんとして活躍するうえ、観て楽しむこともできますので、ぜひ飼育を検討してみてはいかがでしょうか。