愛嬌があってユーモラスな魚・フグ。
私たち人間にとっても馴染み深いお魚ですが、今回ご紹介するミドリフグもとても可愛くて一目惚れをする方も多いフグのお仲間です。
そんな可愛いミドリフグですがその飼育方法はとてもデリケートなんです。
今回はそんなミドリフグに見られる尾びれが赤くなったり開かなくなった原因について調べていきましょう。
尾びれが赤いのは病気なの?
尾びれが赤くなる病気として考えられるのは『エロモナス感染症』『細菌感染症』と呼ばれる菌が原因で起こるものです。
その菌が原因で起こる感染症は以下のようなものがあります。
赤斑病(エロモナス)
発病初期は白くヒレや体に現れますが、しばらくすると皮膚や皮下に出血(赤斑)が出る病気で、重症になると出血して腫瘍ができることもあるようです。
他の病気を併発しやすくなる病気です。
鰭赤病(エロモナス)
名前の通りヒレや体表・肛門が赤くなったり肝臓がうっ血したり腫れ上がります。
症状は赤斑秒に似ている病気です。
尾ぐされ病(細菌感染症)
水質や比重が適切でなかったり、傷口などから感染するとまずは尾びれ白くなりその後赤く充血してくる病気です。
尾びれが開かない!その原因は?
他にも尾びれについて心配になることとして尾びれが『開いていない』時です。
ミドリフグの多くは尾びれを使わずに泳ぐようです。
開いたり閉じたりしていることもあり、常に開いているわけでもないようです。
尾びれがグニャっと曲がってボールのように浮かんでいるときもあるよですが、特に心配するほどの事ではないようです。
しかし餌を食べなかったり、元気ないなどの異変があるときには注意が必要です。
まとめ
愛嬌のある姿で多くのファンがいるミドリフグの尾びれが赤くなったり開かなくなる原因について見てきました。
赤くなる原因は観賞用のお魚の多くがかかりやすい感染症が原因の可能性が高いということ。
尾びれが開かないのはフグの仲間のミドリフグの特徴的な泳ぎ方にあることで特に心配することでは無いことが分かりました。
水質や比重が適切であれば防ぐことができる病気もありますし、薬浴などの方法で治療することもできるようです。
しっかりとケアしてミドリフグの可愛さに癒されたいですね。