渓流釣りの定番『イワナ釣り』。
渓流の王者とか幻の怪魚などの呼び方で親しまれている魚ですよね。
最上流の冷水域にいる事が多いので釣れるポイントまで行くのも楽しみの1つだと思います。
そんな渓流の王者とも呼ばれるイワナですが、その数が激減し養殖などをして放流していますが天然のイワナと養殖のイワナは見分けられるのか?
普段、釣り上げてるイワナは天然と養殖のどっちなのか?
気になった事はありませんか?
そこで天然と養殖の違いについて探ってみましょう。
イワナの『養殖と天然』の違いとは?
旬な時期になればスーパーなどでも良く目にするアユやウナギ。
表示には天然とか養殖など書かれていますので、食べたい方を選んで買う事が出来ますよね。
売っている魚なら天然か養殖はパッケージに表示しているので分かりますが、釣ったイワナなどは養殖や天然の違いを見分けられるのか?
言われるとあまり自信が無いと思います。
では天然のイワナと養殖のイワナではどんな違いがあるのか?
養殖とは?
一般的に養殖と聞けば人の手によって繁殖させた魚だと思いますよね。
その通りで人工的に繁殖させたものを養殖魚と呼びます。
卵から稚魚、稚魚から成魚と育てていったものを養殖と言いスーパーなどで1年を通して消費する事が出来るのは養殖のお陰です。
飼育方法としてはプールや水路などを区切った場所で養殖する場合が多く見られます。
天然と養殖は見分けにくい
実際に渓流釣りなどでイワナを釣ると分かりますが、釣った魚を天然か養殖か判断する事はとても難しいものです。
理由としては、釣ってる本人が天然のイワナを見ていなかったら天然のイワナがどんな魚なのか分からないからです。
養殖して放流したイワナと天然のイワナが1年も同じ環境に居たら立派に野生化していくので見分けにくいのです。
養殖と天然の違い
近年、養殖の技術も向上し見分けにくくなっていますが違いはあります。
どんな所が違うのだろうか?
尾の形
養殖イワナはプールなどのコンクリート作りの場所で育っていたりする為に、尾がギザギザした感じが見られます。
また流れのキツイ川で育っているので体に見合った尾をしている天然に比べ養殖は流れの弱めな所で育っているので少し貧弱に見えます。
体色
天然イワナより養殖イワナは水深が浅い事が多い為、日焼けしている場合があります。
ただし天然イワナも水深が浅い所で育っている場合は見分けにくいこともあります。
アゴ
養殖は餌を与えられて育っているので天然より柔らかなアゴをしています。
天然と養殖の両方を一緒に見ると若干の違いに気付くでしょう。
まとめ
天然のイワナは養殖と比べ外敵が多い中で生き抜いていますので個性があります。
また、養殖イワナは餌を与えられて育っているので天然イワナよりふっくらしている事もあります。
その地域や環境によっても変わってきますが、天然と養殖では若干の違いがみられます。