初めて熱帯魚を飼育しようと考えている方や、熱帯魚の代表格として存在している「グッピー」。
高い人気を誇るグッピーですが、その飼育環境において必要なものをそろえる際に悩むことの1つが「ヒーター」。
ここではグッピーの飼育環境にヒーターが必要かどうかについて調べて行きたいと思います。
冬は越せる?グッピーの飼育にヒーターはやっぱり必要?
グッピーの生態、まず暖かい地方に住んでいる生き物です。
水温について考えると、その水温は23℃から26℃が適温と言われています。
このことを念頭に置いて話していくと、日本で飼育するうえでやはり冬場はヒーターが必要です。
またグッピーも体調を崩したりすることがあります。
そんなときに水温を少し高めに設定してあげる治療法があるんです。
その際にもヒーターは活躍しますので、やはり必要だと考えるほうがよさそうです。
では夏場はどうしたら良いでしょうか?
いくら暖かい地方の生き物とはいえ、夏場は水温が上昇します。
となるとヒーターは必要なくなると考えるでしょう。
では一体いつ外しますか?
春は夜間の気温が急激に下がるなど不安定になります。
6月は梅雨時期になるので水温の低下が懸念されます。
7月に入ってから様子を見て取り外すことをお勧めします。
ヒーターを取り入れたほうがいいことは分かりましたが、心配なこともここで浮き彫りになってきました。
グッピーちゃんがやけどをした際はどうしたら良いの?
そうです。
ヒーターを入れることで心配されるのが「やけど」です。
しかし一般的に魚には危険回避能力が高く備わっています。
そのため火傷をしない生き物です。
グッピーも基本的には危険回避のできるお魚なのですが、その個体の性格によって残念ながら火傷をしてしまうケースもあります。
腫れ上がったり怪我を負ってしまうこともしばしば。
火傷の具合にももちろんよりますが、グッピーには自己修復能力が高く、すぐに回復する力を持っています。
さらにヒーターによるけがを防いであげるためにもそのままヒーターを置くのではなく、ヒーターカバーを付けて置いてあげましょう。
そうすることで火傷のリスクを減らすことができます。
まとめ
今回は熱帯魚の中でも初心者の方にも知名度の高いグッピーの飼育環境にヒーターが必要かについてまとめてみました。
日本の冬はやはり寒いので水温の低下が気になるところです。
適温に調整して快適な環境を作ってあげましょう。