エロモナス病はエロモナス菌によって引き起こされ、グッピーだけではなく、あらゆる熱帯魚が感染する恐れがあります。
またエロモナス病は治癒する可能性が低い病気とされ、予防が大事になります。
また人間にも感染する恐れがり、病気が進行している場合は重症になる事もあります。
今回はエロモナス病の症状についてまとめてみました。
グッピーのエロモナスの症状
エロモナスを引き起こした症状は、
- 鱗が逆立つ
- 腹部が膨張する
- 体の表面が赤く充血する
- 目玉が外側に飛び出してくる
- 体に穴があいたようにみえる
などがあります。
これらは運動性エロモナスによって引き起こされます。
またエロモナスを引き起こす原因としては、水槽内の水質の悪化や水温の低下、グッピーがストレスを抱えていた場合に発症しやすくなります。
グッピーのエロモナスの治療方法
- 薬浴
エロモナスの治療方法の一つに薬浴があります。
グリーンFゴールドやパラザンDなどを分量通りに入れ、その水槽の中で泳がせます。
- 水温を上げる
穴あき病の原因であるエロモナス・サルモニシダは高温に弱いため、水温を25度以上にあげると効果的です。
- 殺菌灯
殺菌灯は水槽の水に紫外線もあてる事で、病気の元となている寄生虫や細菌を殺菌してくれます。
- 水質の管理
こちらも重要になります。
こまめな清掃が必要ですが、清掃時は熱帯魚たちにストレスを与えないようにするために静かに素早く行いましょう。
また長時間人の手が水槽に入らないように注意しましょう。
餌をやる時も食べ残しがないように気を付け、2~3日に一度与えましょう。
まとめ
エロモナスを発症すると、完治するのは難しくなります。
進行すると手遅れになるため、早い段階での治療や病気にならないための予防が大切になります。
また魚にストレスを与えてしまうと、免疫力の低下につながり様々な病気を誘発させる可能性があります。
ストレスを与えないため、水温や水質をしっかり管理し、飼育する事が重要になります。