熱帯魚の中でも人気が出てきているベタ。
「ベタ」って何?と、知らない人もいるかも知れません。
ベタを知らない人には、きちんと教えてあげたいですよね?
そもそも、何故「ベタ」と呼ばれているのでしょうか。
海外でも人気となっていますが、海外ではどう書かれていたり、どう呼ばれているのでしょうか。
今回は、ベタの名前の由来や海外での英語の表記、意味を知っていきましょう!
ベタの名前の由来は?
学名「Betta」と書かれタイの方言に由来しています。
ベタは和名として「闘魚(とうぎょ)」と言われています。
特にベタ・スプレンデンスというベタは古くから観賞魚として世界中で親しまれており、この種のことだけを指してベタと呼ぶ場合が多いのです。
もともとオスが縄張りを持つ種で、縄張り内に入る他の魚を威嚇して攻撃する性質があります。
二匹のオス同士を戦わせる遊戯として飼われるようになり、品種改良の結果、より気性の荒い強い品種ができてしまったのです。
そのため「闘魚」「シャム闘魚」の名前がついていました。
英語でベタの名前はなんて言うの?
英語では「ランブルフィッシュ」とも呼ばれています。
ランブルフィッシュとはスラングでケンカという意味です。
オスの激しい闘争性からついた名前なのでしょう。
原産地タイでは古くから闘鶏などと同じように、賭けの対象として扱われていました。
また、トラディショナルベタの中からより大きく、形の整った尾ヒレなどの特徴を伸ばしていったショーベタは「Show Quality Betta」と呼ばれています。
つまり、ショーに出せるほど美しいベタと言う意味になります。
ちなみに、気性の荒いプラガットとはタイ語で「噛み付く魚」という意味です。
まとめ
和名にしても英語の名前にしても、気性の荒い魚であることは間違いないようですね。
相手を威嚇する際にヒレやエラを広げる姿は美しいのですが、実は臨戦態勢になっている姿になのです。
その名前の通り、闘魚ではありますが品種改良により今では温厚なベタもいますので、ご安心くださいね。
人懐っこく個性があり、ヒレを広げる美しい姿はこれからも人を癒やし続けていくのでしょう!