アフリカンランプアイは基本的には丈夫な熱帯魚と言われています。

適合する水質は水温が23~27℃、Ph値が6.5~7.2と幅広く環境に適応しますが、やはり急激な環境変化(水質変化)は弱いです。

購入後は直ぐ水槽に投入するのではなく水合わせが必要です。

水合わせとは熱帯魚を今までと違う水槽に入れるときに、徐々に慣らしていくことです。

先ず買ってきた熱帯魚が入っているビニール袋ごと水槽に静かに入れ水温を合わせていきます。

その次に少し水を入れ替えて様子を見ます(袋の水を3分の1ほど入れ替えて10分ほど)これを5回ほど繰り返します。

それほど慎重に行わないといけません。

そして最後に熱帯魚=アフリカンランプアイを入れますが、その時一気に流し入れずアフリカンランプアイ自らが泳ぎ出るようにすることがコツです。

アフリカンランプアイに限らず熱帯魚はデリケートな生き物なので静かに動向を見守り、変化がないか注意深く観察しましょう。

水槽投入後の24時間は特に餌を与えることはしなくてよいようです。

まずはアフリカンランプアイに慣れてもらうことが肝心です。

アフリカンランプアイ 繁殖 エアレーション

アフリカンランプアイの繁殖は難しい?孵化から導入まで!

アフリカンランプアイを繁殖をさせる場合には多品種と混泳させず単一飼育が望ましいでしょう。

なぜなら折角産卵した卵が多品種によって食べられてしまうからです。

またアフリカンランプアイが産卵場所として選ぶのが水草の葉上なのでウィローモスやマツモなどの細かく枝分かれした水草が産み付けやすいそうです。

産卵から1週間くらいで孵化しますので、捕食リスクを避けるため、卵を確認したら水草ごと取り出し別の水槽に移します。

孵化したアフリカンランプアイの稚魚は口が小さく餌を食べる量も少ないので餌のやりすぎには気を付けましょう。

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エアレーションの必要性は?

アクアリウムを行う上でエアレーションの重要性を忘れてはいけません。

エアレーションとはポンプなどから空気を送り込み、パイプや接続されたスポンジ、ストーンから空気の泡を発生させる装置の総称です。

もちろん空気の泡には酸素が含まれており水中内で溶けだした酸素のおかげで溶存酸素量(水中に溶けだしている酸素の量)を高める仕組みです。

エアレーションは製品によって水面に動き(泡がはじけることで発生する波)が出来たり、噴出孔から水流が出来るなど水槽内の環境に変化をもたらします。

しかし、その変化が時として熱帯魚によからぬ結果を及ぼすことがあります。

水面に波などの動きが出たり、水流が発生したりするのを嫌う品種がいたり、せっかく水草に産み付けた卵が水流によって流されてしまうケースも少なからずあります。

特に孵化したてのアフリカンランプアイは泳ぎもまだ苦手なので、強い水流に晒されると必要以上に体力を消耗してしまいます。

エアレーション設置時は製品の特性を把握し、水流の調整、噴出孔の方向や水流の強さを考慮して設置しましょう。

まとめ

アフリカンランプアイはその丈夫さから繁殖に適しており、初心者でも十分対応できる品種であると言えます。

現在ではSNSやネッ上でも飼育情報を簡単に手に入る事が出来ます。

水質や水合わせ、餌の選択など適切に管理していれば問題なく繁殖に成功するでしょう。

そしてエアレーションの大切さと設置に関する注意点をお忘れなく!

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