熱帯魚の王様として人気のあるアロワナ。
水槽の中で堂々とゆったり泳いでいる様子は、思わずため息が漏れてしまうほど美しいですよね。
もうひとつの人気は、体の色です。
アロワナはライトで体色を変化させ、より濃く美しい色合いに成長させるのが飼育の醍醐味でもあります。
では、どのようなライトがアロワナに適しているのでしょうか。
またどのくらいの時間、アロワナにライトを点灯すればよいのでしょうか。
どんなライトがアロワナにはおすすめなの？
アロワナに当てるライトは、実は決まっていません。
好みの問題といえます。
比較的アロワナには水中ライトが好まれます。
水中ライトは水槽全体を照らし出すので、アロワナの体全体に光が当たり、より体色を強調することができます。
ただしコケが付着しやすいので、掃除に多少の手間がかかります。
また、蛍光灯の場合は気がつかないうちに水温が上がってしまうこともあるので、注意が必要です。
上部ライトという手もあります。
水槽の奥まで光が届かない場合もありますが、掃除は楽です。
これらのライトの優れた点と注意点を踏まえて、上部ライトと水中ライトを上手く併用するのもよいでしょう。
コスト面を考えると、蛍光灯かLEDライトかで迷う方がいるかもしれません。
蛍光灯は体色をより鮮やかに際立たせてくれます。
ですが、蛍光灯はこれから徐々に生産が減っていくため、購入が難しくなる場合もありそうです。
逆にLEDライトは増えてきてはいますが、費用がかさむことが考えられます。
またライトの色でアロワナの色素細胞が活発になり、体色がより濃く見えるようになります。
アロワナの体色によって、ライトのカラーを選ぶのがよいでしょう。
アロワナのライトの時間はどのくらいがいいの？
アロワナに24時間点灯をし続けると、色素細胞が休まりません。
そのためアロワナには大きなストレスが生じます。
アロワナに負担を掛けないように一定時間のみライトを点灯させ、常時点灯させるのは控えた方がアロワナにとってよい環境といえそうです。
まとめ
アロワナが綺麗な体色に成長していくのを見るのはとても楽しいですよね。
アロワナがリラックスできる空間を作り出し、いつまでも元気に泳いでいられるように大事に飼育してあげたいですね。
