熱帯魚飼育に慣れてくるとエンゼルフィッシュ以外の魚にも挑戦したくなりますね。
数種類の熱帯魚を水槽の中で泳がせるのは誰でも試してみたいものです。
ただ、いきなり飼育の難しい魚や高価な魚に挑戦するのは敷居が高いものですよね。
初心者向けで飼育しやすく、手頃な価格で購入できる魚を選んだほうが安心です。
初心者向けで手頃な熱帯魚と言えばグッピーですが、エンゼルフィッシュとの混泳は可能でしょうか。
エンゼルフィッシュの混泳!グッピーは向いている?
エンゼルフィッシュは稚魚の頃、とても小さく1か月くらいになっても2cm~4cmくらいまでしか成長しません。
ただ成魚になると体長約12cm~15cmくらいにまで成長します。
かたやグッピーは成魚になっても6cm~7cmにしかなりませんので、圧倒的にエンゼルフィッシュが大きくなってしまいます。
もともと肉食魚で縄張り意識も強いエンゼルフィッシュは成魚になるとグッピーを見かたのなら、ほとんどの場合は突っついたり、追い回して餌として捕食してしまいます。
熱帯魚の中でもシクリッドは気が荒い性格をしていますので当然と言えば当然のことです。
中にはグッピーや小魚をまったく突っついたり、捕食しないエンゼルフィッシュもいることはいます。
ただし、それはごく少数に過ぎません。
同じ水槽でエンゼルフィッシュとグッピーが泳いでいるのは、見た目的には映えるのですが、いずれはグッピー全滅になる恐れが大きいのでおすすめできません。
グッピーとエンゼルフィッシュは混泳に向かないと言えます。
まとめ
肉食魚で生餌を好むエンゼルフィッシュとグッピーの混泳はおすすめできませんが、シクリッドの中でも穏やかな性格をしていると言われているエンゼルフィッシュですので、幼魚の頃ならグッピーとの混泳は可能です。
そのさいも念のために、水草などを設置してグッピーが隠れることができる環境を作ってあげてください。
稚魚、幼魚の時期は混泳をさせ、成魚になったエンゼルフィッシュがグッピーを追い回すようなら、別々の水槽に分けてあげてください。
仕切り板で仕切ることはしないで下さい。
スペースが狭くなってしまいます。