皆さんは底砂というものをご存知でしょうか。
底砂はその名の通り、水槽などの底に敷く砂などのことを指します。
砂という呼ばれ方をしていますが、小石や砂利など水底に敷くものをすべて含めて底砂と呼んでいます。
オトシンクルスのような熱帯魚を飼育する時、水槽の底に底砂を敷く飼育者の方は結構多いです。
今回は底砂を敷くメリットやオトシンクルスに適した底砂についてまとめてみたいと思います。
オトシンクルスにおすすめの底砂は？
底砂のメリットとしてはやはり見た目が華やかになることが挙げられます。
熱帯魚などを観賞用として飼育している場合、背景が味気ないものだと、魚の魅力も半減してしまいます。
底砂を敷くことにより、水草などの別のオブジェの導入も容易になり、さらにインテリア性が増す期待ももてます。
水に浮かせるタイプの水草などの例外はありますが、水草の育成には基本的には底砂が必要になります。
砂底を敷く理由の多くがこの「水草の育成」になります。
飼育する生物の種類によっては水草が必須になりますので、それにともなって底砂も敷かなければならないということでしょう。
さて肝心のオトシンクルスの飼育におすすめの底砂についてですが、基本的にはどんな種類のものを選んでも問題はありません。
ただし、オトシンクルスが水質の変化に弱く、適切な水質を保つことが大切なことを踏まえると、水質を変化させてしまうような材質の底砂は避けなければなりません。
そこにだけ注意すれば、あとは自分の好みで選んでしまっていいと思います。
やわらかい葉などはオトシンクルスのエサになりますので、水草も同時に植えてあげると良いでしょう。
まとめ
今回はオトシンクルスにおすすめの底砂についてまとめてみました。
底砂を敷くことにより、水草の育成もでき、オトシンクルスの飼育がしやすくなることも十分考えられるため、オトシンクルスの飼育をしている方、飼育を考えている方は是非底砂を使ってみてほしいと思います。
ただし、底砂には、汚れがたまりやすくなり掃除が大変になるなどのデメリットもあるため導入の際はそのあたりも考慮しましょう。
