カナヒラとバラタナゴとはどうちがうのでしょうか?
同じ魚でもその違いはどこにあるのでしょうか。
そのへんを早速調べてみましょう。
カネヒラとバラタナゴの違いは?
この両者のバラタナゴ共に絶滅の危機に瀕しています。
カネヒラとバラタナゴの明らかな違いは一つにはオスの婚姻色だと思います。
メスの産卵前にオスの体色が変わっていくのですが、背と腹のひれとエラが明らかなピンク色に変わり体色は青緑色になるのです。
本当に見事で、そのために観賞用にとカネヒラを飼育する人がいるほどです。
あとはバラタナゴ、特にニッポンバラタナゴが絶滅の危機に瀕しているという事です。
これは生態系と乱獲による物と思われます。
カネヒラ
淡水魚で琵琶湖以西に生息、主に湖岸に生息しています。
琵琶湖から関東に移植して、今では全国に分布しています。
大きさは14cmでオスの方がメスより幾分大きいのです。
回遊も高く、そのため飼育するには45cm位の水槽がいいです。
オスは婚姻色が非常に見事で、背や腹のひれ、エラはクリアーなピンク色になり、また体色は青緑色になります。
観賞用として飼育する人も多いほどなんです。
2枚貝に産卵して卵は翌年の5月まで過ごし稚魚に成長します。
バラタナゴ
ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴと交雑個体の種類があります。
大阪の淀川水系、奈良、岡山、香川、九州にいます。
これは希少で絶滅になっている箇所がけっこうあります。
ニッポンバラタナゴの体色は銀白色でその光沢はまるで虹の様です。
また、背びれの中央下あたりから青っぽい暗色の色が縦にみられます。
この魚中流から下流域に生息しています。
タイリクバラタナゴはニッポンバラタナゴより大きくなります。
ニッポンバラタナゴとの見分け方はひれの色の違いや側線の鱗の有無です。
しかし個体差などもあるので外見だけで見極めるのは非常に難しいです。
雑食性で藻も食べますが、底の生き物も食べます。
寿命は約2年です。
まとめ
カネヒラとバラタナゴの違いについて調べましたが、繁殖期になると明らかになるのですが、時期にならないとわからないというのが難しいところです。
絶滅に危機に瀕する淡水魚がいるというのは生態系のくずれと乱獲によるものと思われますが、乱獲は避けることが出来る。
これからは保護していかなければいけませんね。