淡水魚のカネヒラっていう名前を聞いたことがありますか?
淡水魚の魚なんですよ。
この魚はあまり有名ではないかもしれないかもしれませんね。
釣りをする人なら知っているかもしれません。
カネヒラの名前の由来について調べてみましょう。
カネヒラの名前の由来は何?
カネヒラの学名はAcheilognathus rtombeus。
英名はkanehiraとなります。
漢字で金平といいます。
この魚は成熟すると少し赤くなるんです。
オスは繁殖期になるとメスを誘うためにひときわきれいな体色が変化します。
その色はとても美しく熱帯魚と同じくらいだと言われています。
名前の由来はその名の通り、「金色」を帯びた平たい魚であるということから「カネヒラ」と呼ばれるようになったということです。
カネヒラは淡水魚で元々海に住む「イットウダイ類」の古語で色は赤い魚です。
「金」というのは銅の意味があり、「赤銅色の平べったい魚」という意味になるんですね。
カネヒラの婚姻色は青緑ですが、「青銅」ともいえるんですね。
そうすればカネヒラは「青緑色のタビラコ」といえます。
タビラというのはタナゴ類の古語なんですね。
愛知県の濃尾地方で、オスが秋の産卵期に明確なピンク色になるので「鮮腹」あざやかなはら=せんぱら、それに板というのをつけたと言われている説もあるようです。
カネヒラはこういう風にオスの婚姻色が綺麗で、観賞用としての人気が高く、近年ではプラチナ、ゴールデン、ブルーなどの品種改良もされているほど飼育熱が高いようです。
元々琵琶湖に生息していましたが、1970年頃に霞ケ浦に移入されています。
それはカネヒラのメうが産卵する2枚貝が琵琶湖から紛れていて、その中の稚魚が移入した物だと言われています。
いずれにしても、成熟したカネヒラの色が、赤みを帯びてくるのでそれが基本になって、それが名前の由来になっているようですね。
まとめ
カネヒラは大人になると赤みを帯びてきます。
カネヒラの名前の由来はそこに通じる物にきていると思われます。
そこら発生して色々な説がある様です。
しかし、なんといっても秋の婚姻期にオスが鮮やかな青緑色とピンク色を呈するので、それも含まれているのでしょうね。
熱帯魚同様ほどの見事な美しさのカネヒラは、飼育する人が増えて今後は乱獲などの恐れもありますし、減少しない様に注意が必要です。
飼育をする際には、それらの事も考えて飼育していきましょう。