掃除が好きな魚ホンソメワケベラ。
他の海水魚に付いた寄生虫を食べてくれると言われており、自分より大きな魚でも懸命に寄生虫を食べてくれ、大きな口を開けていても口の中に入り掃除をする少し変わった魚ですよね。
そんなホンソメワケベラも絶対に病気にならないとは言えません。
割とポピュラーな病気の白点病になる事もあります。
そこでホンソメワケベラが白点病に罹ってしまう原因や対策の方法について紹介したいと思います。
ホンソメワケベラにも白点病?
あまり病気になる事が無いと言われているホンソメワケベラですが、条件が揃ってしまうと、いくら丈夫なホンソメワケベラと言っても病気になります。
代表的な病気と言えば『白点病』。
白点病はポピュラーな病気で淡水魚も海水魚も多くの魚が罹ってしまう恐れのある病気です。
そこでホンソメワケベラが白点病になってしまう原因について探ってみましょう!
ホンソメワケベラが白点病になる原因
普段は他の海水魚にまとわりつき寄生虫を食べてまわるホンソメワケベラですが、いくつかの条件が重なってくると病気になる事があります。
寄生虫には強いはずのホンソメワケベラが白点病になってしまう原因とは何か?
- 体力の低下
ホンソメワケベラを購入してきてすぐの頃は環境に馴染めず餌を食べない事は良くあります。
餌を食べないと言うことは痩せ細ってしまい充分な体力を蓄える事が出来ないので体力が低下してしまいます。
そんな体力低下の時に限って海水性の白点病(クリプトカリオン)に寄生されてしまいます。
- 水質の悪化
海水魚の飼育では水流がとても重要で水流ポンプなどを使い水槽内に水流を作ってあげます。
水流が出来ることで水質の悪化は少なく済みますが、水流が無ければすぐに悪化し体力が低下してしまう事があります。
- ストレス
色々な場面でストレスは受ける事があります。
ホンソメワケベラは他の魚に攻撃される事が少ない魚ですが、意外な所でストレスを感じます。
それは寝る時です。
本種は寝る時に砂に潜る習性がありますので、底砂が敷いてないと隠れられる場所がなくストレスを溜める事があると言われています。
ストレスを受ける事で体力が低下してしまう事もあり原因にも繋がります。
病気にならない対策
基本的にホンソメワケベラは病気になる事が少ない魚ですが、ストレスや体力の低下などにより白点病になる事があります。
ホンソメワケベラが過ごしやすい環境を作ってあげる事で病気になる確率が減ってきますのでしっかり環境を整えましょう。
まとめ
本来なら病気になりにくい魚ですので、白点病などに罹ってしまうと言うことは何かしらの原因が必ずあります。
ホンソメワケベラが過ごしやすい環境を提供してあげましょう。