今回は、観賞用の古代魚としてアクアリストに人気の、ポリプテルスデルヘッジの寿命についてご案内します。
ペットを飼う時は寿命のことも理解して、飼い主自身の生活設計と相談して飼う必要があります。
ポリプテルスデルヘッジの寿命は?
ポリプテルスという種類の古代魚はとても長命で、デルヘッジやラプラディなどの種類とわず、平均10年生きると言われています。
飼う時は向こう10年の生活設計も視野に入れておきましょう。
寿命に差はあまりありませんが、ポリプテルスのなかでもデルヘッジはやや大きめの種類です。
セネガルスが最大でも30センチいかないくらいですが、デルヘッジは30センチを超える個体も多いと言われています。
ポリプテルスの病気や怪我についてですが、彼らは体が硬い鱗で覆われていて丈夫です。
なかなか病気にはかからないと言われています。
ですが、それゆえに一度病気にかかると治りにくいという事もあるようです。
野生から捕獲されてきた個体(ワイルド)は、ほぼ確実に寄生虫を体に持っています。
体に寄生虫がいる場合のポリプテルスは、体の表面に糸のような白いものがついていて、体をひどくかゆがってくねるなどの様子を見せます。
その場合は、薬による治療をしなくてはなりません。
通常熱帯魚に薬を使う場合は、水槽の水に薬を溶かす薬浴という方法を使いますが、古代魚は薬品に非常に弱いという特徴があり、注意して薬を使わなければなりまさん。
通常量よりも減らして、微量の薬で様子を見ながら使用しましょう。
また、ポリプテルスは水質悪化で溶ける性質があります。
ポリプテルスは体が大きいため、すぐ水槽の水を汚しますから、まめに水換えをしたり、よいろ過装置を設置するなど対策をしましょう。
さらに、ポリプテルスは鼻にある突起を水槽にぶつけて怪我をしたり、体の表面にボンドが付いたように見える、「木工ボンド病」にかかることがあります。
飛び出し事故によってポリプテルスがなくなるととても悲しいので、水槽のふたは丈夫なものにしましょう。
ポリプテルスはもともと、きちんとお世話すれば病気になりにくいお魚ですので、10年一緒に過ごせる可能性の高いお魚です。
犬や猫のペットと同様に可愛がってあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はポリプテルスの寿命についてお話いたしました。
ポリプテルスたちは上手に飼育すれば10年以上生きますので、長く一緒に暮らすことができます。
大切に育ててあげましょう。