アロワナは鑑賞の価値がとても高い熱帯魚として、たくさんの人に親しまれています。
アロワナへ与える餌のひとつに金魚があります。
金魚は栄養価が高く保存も簡単なので、アロワナを飼育している人にとってはよい生餌です。
では、金魚の管理はどのようにすればよいのでしょうか。
アロワナに与える前に、金魚にどのようなトリートメントをすれば効果があるのでしょうか。
アロワナに金魚を餌として与える時気をつけることは?
金魚には姉金と小赤の種類があります。
姉金のサイズは6センチほどで、高タンパクかつ高カルシウムなのが特徴です。
小赤は金魚の中で最も小さく、メダカよりひと回り大きなくらいです。
ただ、もともとアロワナは魚食性より虫食性が強い熱帯魚なので、金魚を食べないようであれば無理に与えなくてもかまいません。
アロワナは他の魚に比べて舌が肥えているため、同じ餌しか食べない場合が多いです。
単食だと栄養分も偏ってしまうので、数種類の餌をローテーションで与えるようにしましょう。
アロワナに金魚を与える時はどんなトリートメントをすればよい?
金魚が水槽内に病気や虫を入れる原因になることもあります。
夏場は特に注意が必要です。
金魚からの病気の持ち込みやウオジラミなども厄介ですが、イカリムシの心配もあります。
アロワナにイカリムシがつくと鑑賞上よくないことに加え、アロワナが痒がって水槽面に体を擦りつけて鱗が荒れたり、イカリムシの傷口が赤くなって炎症を起こしたりします。
予防するには、ショップでトリートメントをしている金魚を購入することが最適ですが、自分でもトリートメントをすると更に効果的です。
熱帯魚屋さんで金魚を購入した時には、あらかじめ塩で塩浴や薬剤を使って金魚を薬浴させ、問題がないことを確かめてからアロワナに餌として与えるようにしましょう。
強い殺菌作用があるイソジンを数滴入れても効果が期待できます。
まとめ
アロワナの健康状態を維持するためには、金魚をはじめとした餌の質は欠かせません。
また水の綺麗さと餌食いは比例します。
phを測定し、常に水質に気を配ってください。