アロワナの水合わせについて書いていこうと思いますが、まずは「水合わせ」とは何かから書きていきます。
水合わせとは、アロワナをある水槽から別の水槽に移す際に、移す水槽の水質やpHや温度を合わせてアロワナが弱らないようにすることです。
慣れてきたら徐々に水槽の水を元の水質に近づけていきます。
特に水質は水槽によって違うためアロワナに負担がかかりやすくなるので、水合わせをすることによってその負担を軽減することになります。
水合わせをしないと、ショックで最悪の事態になったり、菌が繁殖し病気になったりしますので、問題が起こらないように飼育する必要があります。
アロワナの水合わせのやり方について
アロワナを購入して自宅の水槽に移す場合には、水合わせをする必要があります。
これは水槽の水と購入して運んできた際の水をなじませることです。
まずは水槽の水温と運んできた水の水温を近づけます。
その後水槽の水を運んできた水と混ぜてアロワナの様子を観察します。
これを繰り返しアロワナの様子が落ち着いてきたら、自宅の水槽の水に慣れてきたということなので、水槽に移してもいい頃合いです。
このように次第に自宅の水に慣れさせてから移さないと、水質や環境の変化でアロワナの元気がなくなってしまうことがあります。
アロワナの水合わせはどのくらいの時間で?
元の水と自宅の水槽の水を混ぜながらアロワナに適応させる時間は約1時間で問題ないと言われています。
そのあとで水槽に移してからのアロワナの様子を観察して、餌を与えてみたときに観察して購入時のときくらいの元気があれば大丈夫と思っていいと思います。
ただし水槽のpHが低いとアロワナが酸素不足や呼吸困難になるかもしれません。
したがってpHの調整は時間がかかりますが、しっかり調整する必要があります。
pHは6.5くらいが望ましいと言われています。
まとめ
水合わせを適当にしてしまうと最悪のケースにつながるかもしれません。
特にショップで購入した場合、ショップの水質と自宅の水槽の水質が違いすぎるかもしれませんので、この場合は水合わせに時間をかける必要があります。
ただし時間をかけすぎると酸素欠乏を引き起こす可能性がありますので、水合わせの時間は30~60分くらいで済ませるのが望ましいです。