アロワナに与える活き餌の中で一番与えられているものはミルワームと言われています。
ミルワームとは、ゴミムシダマシという昆虫の幼虫のことを指しており、他の活き餌と比べても安価であるので、より好まれて与えられている餌のひとつです。
アロワナにとってミルワームの栄養はどんなものか?
アロワナに与える活き餌ミルワームの栄養は、栄養価が高く非常にたんぱく質が豊富だと言われています。
このため、餌として与え続けることでアロワナ自身の体が大きくなり丈夫になりやすく成長すると言われているそうです。
しかし、いくら栄養価が豊富であっても与えすぎは良くありません。
ミルワームだけ与えるのではなく、カーニバルや他の活き餌など色々とバランスよく与える必要があります。
そうしなければ、栄養が偏り、丈夫に成長しないこともあるでしょう。
アロワナがミルワームを食べない理由について
アロワナにミルワームを与え続けていると、ミルワームを食べなくなることがあります。
その理由として、消化不良の可能性があります。
アロワナは食道が小さいので消化不良を起こしやすいです。
ミルワームは、カーニバルや他の活き餌と比べると消化がしにくいので、食べなくなったらまず消化できずに弱っていると考えるべきでしょう。
消化不良以外の理由としては、ミルワームに飽きたということも考えられます。
ミルワームは味や香りを覚えるので、同じ餌ばかり与えていた場合や他の美味しい餌を与えた後などミルワームを食べなくなることもあるのです。
他の理由として、水質の問題も考えられます。
水質が変化したり悪化したりすることで、その水質に適応できない場合にストレスを感じて、食べなくなることも考えられるのです。
こうなったら元の環境に戻すこと、または新しい水質に慣れてもらうしかありません。
まとめ
ミルワームは栄養価が高いですが、同じものを与え続ければ食べなくなることもあるでしょう。
食べてもらうようにするには、水質を整えるのはもちろんですが、アロワナの状態を観察することです。
消化不良なら少し観察し続けなくてはなりませんが、もし飽きている場合は与えるミルワームに工夫をしなくてはいけません。
例えばミルワームと他の餌をくっつけて与えるなどが考えられます。
こうすることで味や香りを誤魔化せるので食べさせることができるでしょう。
ミルワームをしばらく与えないということも検討してみるといいでしょう。
もともと消化しにくい餌なのでしばらくは他の餌で観察して、忘れた頃にミルワームを与えてみる方法もあります。