他の魚とも混泳させやすいオトシンクルスは、雑食性なのでコケを食べます。
でも、コケは少しずつなくなっていくので、なくなってしまう前に餌付けをしておく必要があります。
ところが、餌を与えようとしてもオトシンクルスが一向に食べてくれないことがあります。
そこで、オトシンクルスが餌を食べない原因と対策方法について調べました。
オトシンクルスが餌を食べない原因
オトシンクルスがタブレット状の人工餌を与えても食べない原因は、それが餌だということに気づいていない可能性があります。
混泳の場合は、他の魚が食べ残した餌を食べることもありますが、そもそもそれが餌であることに気づかずどんどん痩せるしまうこともあります。
オトシンクルスが命を落とす原因は、圧倒的に餌不足が多いといわれています。
オトシンクルスが餌を食べないと飢餓状態になり命を落とし兼ねません。
水槽内のコケが少なくなってきたと感じた時点で人工餌を与える必要があります。
まずは、与えられているものが餌であることをオトシンクルスに知ってもらう必要があります。
餌を食べない時の対策方法
人工餌を食べない時の対策方法は、ほうれん草や小松菜やきゅうりなどを与えながら、同時に少しずつタブレット状の人工餌に慣れさせていくようにします。
ほうれん草や小松菜を与えるなら、軽く茹でてから与えるようにします。
きゅうりの場合は、皮をむいて爪楊枝に刺して与えるといいかもしれません。
ただ、食べ残しが出た場合は、そのままの状態で水槽に入れておくと水質が悪化します。
なので、1日か2日ほどしたら水槽から取り除いてまた新鮮な野菜を入れるようしましょう。
また、野菜などで水質が気になるなら、コケを自分で作るものおすすめです。
水を張ったバケツの中にガラス板やアクリル板などを入れて、日光にあてておくと自然とコケができますよ。
ガラス板やアクリル板を何枚か用意できるなら、あらかじめ自分でコケを作っておけるので人工餌も必要なくなります。
まとめ
きゅうりやほうれん草などの野菜は、できれば無農薬にするかよく洗って農薬を落としましょう。
では、この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 餌不足は命にかかわるので要注意
- ほうれん草や小松菜やきゅうりを与えながら人工餌に慣れさせる
- あらかじめコケが用意できるなら人工餌は必要がない
コケを自分で用意できるようになれれば餌不足の心配もないので一度試してみてはどうでしょうか。