恐竜のいた時代から当時の姿を、現代に見せてくれる古代魚。
その古代魚の中でも、人気なポリプテルス。
体は丈夫と言われていますが、それにかまけて掃除を怠ってしまってはいけませんね。
ポリプテルスの水槽の掃除の仕方について
ポリプテルスにとって、自分の食べ残しや糞によるものとは言え、自分で綺麗に出来ませんよね。
飼育するからには、ちゃんとした環境を作ってあげないといけません。
それでは、水槽の掃除について勉強しておきましょう。
糞の掃除の取り組み方
やはり、生物を飼育するにあたって必ず関係ある事柄の一つに、糞の問題が出てきますね。
特に、ポリプテルスは食欲旺盛なお魚のため、その分が排泄物として出てきてしまいます。
つまり餌を与えたならば、その後その分を出されるという事になります。
ポリプテルスを観賞するにも、糞も一緒に漂っていたりしてはがっかりですよね。
さて、まずはお金をあまりかけずに排除する方法として、スポイトで吸い出す方法があります。
勿論、吸い出した水の量は足さないといけませんが・・・。
ですが、糞も吸い出した水も量が思ったより多かったりですと、結構大変に思う場合があるかと思います。
そんな時は、少し道具に頼ってしまってもいいかもしれませんね。
フィッシュレットという機材です。
魚の糞の回収を目的とした機材であり、尚且つエアレーションの効果もあるという中々の優れものです。
ただし、少々見た目が大きく感じることと、底床材が引いてあるとパワーが半減してしまいます。
そして、結構大量に集塵してくれるので、溜まった糞やゴミは1日~2日で取り除く事が必要となってきます。
底砂や床材の掃除の取り組み方
ポリプテルスは底床材によって綺麗に体色が出る為、底床材を引いて飼育する場合があります。
しかしながら、底床材を引いた場合、砂や床材の間に食べ残しなどのゴミが入り込んで溜まってしまいます。
入り込んで…というのが、厄介ですね。
もちろん、放っておいてしまうと、水質がドンドン悪化して行きますので、掃除は必然ですね。
この場合、手動で掃除するには物凄い手間がかかってしまい大変ですので、ここでも道具に頼ってしまいましょう。
底砂や底床材の掃除用で有名なのが「プロホース」という機材です。
水換えと底床の汚れを同時に行うことが出来る便利な機材です。
パイプ部分を水槽の底に突っ込み、水と共に汚れを吸い上げて行きます。
水換えと同時に行うので、勿論吸い上げた分の水の量は、温度やカルキ等を調整した後に足してくださいね。
頻度としては、汚れ具合にもよりますが、1週間から10日の間に1~2回がいいでしょう。
まとめ
ポリプテルスは肉食のお魚であるため、掃除を怠ってしまうと餌の食べ残しや糞の量が大変な事になり兼ねません。
やはり、飼育するからには責任を持って取り組んであげてくださいね。