学名のオルナティピンニスという名前は「美しい羽飾り」という意味です。
その名前の通り、体の模様がとてもキレイで見応えがあるため、ポリプテルスのなかで最も美しいといわれています。
そんなポリプテルス・オルティピンニスですが、どういった種類なのでしょうか?
また、飼育方法で気をつけることはあるのでしょうか?
飼育は比較的簡単なので、ポリプテルスを飼ってみたい人には入門種としてベストな魚です。
ポリプテルス・オルナティピンニスの飼育には何が必要?
ポリプテルス・オルナティピンニスはアフリカのコンゴ川やタンがニィカ湖に生息しています。
河川にすむ魚なので、水質は中性あたりで問題ないでしょう。
水の温度は25~28℃を保つのがいいです。
オルナティピンニスのボディは全身が黒と黄色の網模様になっていて圧巻です。
尾ビレなどでは黄色味がより濃くなり、とても美しいです。
背ビレは9枚から11枚ほど。
特に幼魚のときは黄色が目立ち派手さが増しますね。
性別をみわけるポイントとして、オスは尻ビレが大きく、メスは細長くなっています。
体長は50~60cmほどまでになるので、90cm水槽を用意するのがいいです。
餌をたくさんやるとそのぶん大きく育つので、その場合は120cm水槽があるとベターかもしれません。
餌は他のポリプテルスと同じく生餌や人工飼料でOKです。
基本的に食欲旺盛で何でも食べるので、餌であまり神経質になる必要はないように思います。
大型サイズのなかでは混泳もしやすく、他のポリプテルスと一緒に飼うことができます。
サイズがあまりに違うと、小さい魚はオルナティピンニスの口に入ってしまい食べられてしまう可能性があるので注意しましょう。
同じ大きさであれば、アロワナやダトニオなどとも混泳もできます。
まとめ
ポリプテルス・オルナティピンニスは丈夫で成長も早いので、とても飼いやすいです。
他のポリプテルスにはない、独特な色鮮やかさが特徴的な魚なので話題になりますね。
さらに、よく泳ぐためずっと見ていても飽きないです。
他の魚との混泳にも向いているので、ぜひ飼い始めてみてはいかがでしょうか?