金魚の仲間であるコメットとメダカは同じ水槽で混泳することができるのでしょうか？
体の大きさ以外に、飼育の方法などに違いはあるのでしょうか？
調べてみました。
コメットとメダカは混泳させても大丈夫？
コメットとメダカを混泳させようと考えるとき、まず心配することは、体の大きさの違いではないでしょうか。
コメットの体長は、成長すれば20cmから30cmと大きく成長します。
一方メダカは、成長しても5cm程度とその差は4倍以上になります。
これほど大きさに違いがあると、心配する事は「メダカがコメットに食べられてしまわないか」と考えます。
やはり、これほど体長に差がある場合は、食べられてしまう可能性があるそうです。
そのため、体長がまだ小さい、成長途中のコメットであれば、メダカと一緒に混泳させても食べられる心配はなさそうです。
しかし、このほかにも混泳させる為にはいくつか問題が挙げられるそうです。
先ずは体の小さなメダカにとって、コメットなどの体の大きな魚との混泳には、水質の変化が激しすぎると言われています。
コメットなどの大きな体の金魚にとって、少しの水質の変化も、体の小さなメダカには大きな変化に感じられることが多いそうです。
この他にも、体の大きさの違いは、小さなメダカにとってストレスになるそうです。
そんな状況でも、コメットとメダカを混泳させたい人もいるのではないでしょうか。
そこで、コメットとメダカを混泳させるためにどうしたらいいのかも調べてみました。
最も重要なことは、大きい水槽で飼育をすることのようです。
1匹あたりの水量を多くしてあげることで、水質悪化のスピードをコントロールすることができるようになるそうです。
他に餌の与え方にも注意が必要になります。
金魚のエサは金魚には最適な大きさなのに対し、メダカには大きすぎて食べることができません。
そのため、メダカには餌を与えていないことと同じになってしまいます。
一方、メダカのエサであれば金魚もメダカも食べることができます。
最後に最も重要なことですが、金魚やコメットがメダカに興味を示さないということが大切なようです。
コメットがメダカに興味を示してしまうと、メダカに大きなストレスを与えることになります。
それぞれが自由に生活していることが重要なようです。
まとめ
コメットとメダカの混泳は基本的にはおすすめできないそうです。
体の大きさの違いからくる飼育方法の違いやストレスが大きな原因です。
しかし、全く混泳できないわけではなく、大きな水槽や、それぞれの個体の性格などから条件が揃えば、混泳させることができるそうです。
少しずつでも慣らしながら混泳させてみてはいかがでしょうか。
