プレコ一つとっても色々な種類がいます。
小さいプレコから大きいプレコまで、プレコとひとくくりにしても大きな違いがそこに存在しているのです。
プレコとペコルティアは名前が違うので、全然違う種類のように一見感じますが、ここにもつながりがあったのです。
今回は、少し変わったプレコという名前から紐解いて、プレコとペコルティアとの違いをまとめていきたいと思います。
ペコルティアとプレコにはどんな違いがあるの?
最初にプレコの名前について、説明しますと、実はプレコという呼び名が略称であり、正式にはプレコストムスという名前になります。
そして、このプレコには様々な分類された属名があるのです。
実際に今でも詳細が不明なプレコも存在しているようです。
そして、それらの分類された属名の一つにペコルティア属というものが存在しています。
つまり、ペコルティアはプレコの一種ということになります。
他にも、
- 頭でっかちな体型とストライプ模様が特徴のパナクエ属
- 派手な体色を持つものから地味なタイプの個体までさまざまな種類が存在するプセウドアカンティクス属
- 非常に発達した歯を持ち、動物質の餌を好み、美しい種が多いスコビアンシストルス属
- 頭部が大きく、体側のトゲが非常に発達していて、性質も非常に荒いメガランキストルス属
- 鮮やかなスポットと背ビレと尾ビレの縁取りでプレコブームの火付け役となったオレンジフィンカイザーが代表的な種類として属しているバリアンシストルス属
などいった様々な属名があります。
また、ペコルティア属は採集地域変異や個体差が非常に激しく、同じ種類のペコルティアでも名前が異なるのです。
代表的なペコルティアとしては、
- キングタイガーペコルティア
- フラッシュロイヤルペコルティア
- サンダーペコルティア
- ホーネットペコルティア
などが挙げられます。
いずれも大きさが小さいため、小型の水槽で飼育する事ができ、苔取りにも優れています。
小型で安価なため、購入しやすいですが、お腹が減ると水草を食害する事があるため、餌は十分に与える必要があります。
まとめ
現在までに様々な個体が輸入され、略称のプレコで親しまれていますが、体長数センチのものから1メートル級の大きさまで幅広く、非常に多くの属名があるのです。
こういった多くの種類が存在するのもプレコの一つの魅力と言えるかもしれません。