可愛らしい見た目で人気のアベニーパファーですが、飼育のしやすさから、アクアリウム初心者の人でも飼いやすいことでも知られています。
また、繁殖も比較的しやすい部類の生物なので、自分で数を増やすという楽しみ方もできます。
熱帯魚は卵を産むことで数を増やしていく種が多いのですが、アベニーパファーもこの例にもれず、産卵することで数を増やしていきます。
卵を産み付ける場所は、生物によって様々であり、普通に水槽の底に敷かれている砂などの上に産卵するものもいれば、水槽のガラス面に産み付けるものもいます。
では、アベニーパファーの場合はどうなのでしょうか。
今回はアベニーパファーの産卵と卵を産み付ける場所についてまとめてみたいと思います。
アベニーパファーの産卵には水草が必須
アベニーパファーは夏になると繁殖期に入ります。
ここで繁殖のペアを見つけ、カップリングし、繁殖行動へと移ります。
自宅でアベニーパファーの繁殖にチャレンジする場合、カップリングが成立したアベニーパファーは別の水槽へと隔離することをおすすめします。
アベニーパファーは基本的に水草に卵を産み付けるという習性があります。
ですので、隔離した水槽には水草を設置しなくてはなりません。
アベニーパファーの卵はとても小さく、透明なので、非常に見ずらいので、確認のしやすい水草を選ぶといいでしょう。
アベニーパファーが卵を産み付けるのに適した水草として、ウィローモスやアナカリスなどがあげられます。
これらの水草は手に入れやすく、熱帯魚店などでも販売されているためおすすめです。
産卵が終わり、水草に卵が確認できましたら、水草ごとべつの水槽に隔離してしまうのがいいでしょう。
これは、親が卵を食べてしまうことを避けるためです。
まとめ
今回はアベニーパファーが卵を産み付ける場所についてまとめてみました。
アベニーパファーの繁殖にチャレンジするうえで、その産卵場所となる水草の設置は必要不可欠です。
水草は簡単に手に入るものですので、ペアのアベニーパファーを飼っている水槽には必ず設置しましょう。
数が増えると、それだけで水槽が華やかになりますので、ぜひ繁殖にチャレンジしてみてください。