ドジョウは日本国内で広く生息していて、川や水田で目にする事も多い魚です。
そんなドジョウは食用としても養殖されていますが、観賞用として飼育されることも多く、食用としても観賞用としても人気が高い魚です。
ちなみにドジョウの味は淡泊で結構おいしいです。
今回はそんなドジョウの飼育について調べてみたいと思います。
ドジョウは飼育しやすいのでしょうか?
また、どのくらい生きるのでしょうか?
平均寿命などについてもご紹介していきます。
ドジョウの飼育と寿命について
ドジョウはコイ目の魚なので比較的たくましく、また日本を含むアジアの風土にとても適合した魚なので、飼育方法も比較的簡単だとされています。
ドジョウは自然環境下では産まれてから約1~2年で成熟し、その後は毎年卵を産むようになります。
繁殖期は春ごろで、最低でも5000個もの卵を産むとされています。
また寒くなると土に潜り込んで冬眠という形で越冬し、春になって温かくなるとまた水の中へと出てくるのだそうです。
魚なのに土の中でも生きていける秘密は、皮膚呼吸もできる能力を獲得したからなのだそうです。
すごい生命力ですね。
そんなドジョウですが、飼育環境下での寿命としては、3年から5年といわれます。
ちょっと驚きましたが、意外と短いのですね。
ただうまく飼育できていれば8年から10年は生きるそうで、10年以上生きた個体も少なくないようです。
それを考慮すれば、本当の寿命は8~10年位ということでしょうか。
ドジョウは水を汚しやすいとのことなので、水の管理がネックのようですね。
きれいな水で飼育されている個体は長生きの傾向にあるそうです。
エサは雑食性で何でもよく食べてくれるそうです。
このあたりも飼育がしやすいと言われている理由のようですね。
たくましい一方、寿命はその飼育環境に大きく左右される魚ともいえるかもしれません。
体は大きなものでも20㎝くらいまでの魚なのですが、その寿命は結構長いということが分かりましたね。
まとめ
ドジョウの飼育について少し触れてみましたが、簡単なようで奥が深そうです。
きちんと飼育してあげれば、10年以上は長生きする可能性がある魚だということが分かっていただけたことでしょう。
そんなに大きな魚ではありませんが、大切に飼育した個体が長生きしてくれれば、さらに愛着もわきそうです。