ドジョウの可愛さに惹かれて飼い始めたけれど、何故か餌を食べない、と不安になる方もいらっしゃることと思います。
ドジョウが餌を食べないのは何故か、考えられる理由をお話ししていきます。
ドジョウが餌を食べない原因とは?
ドジョウは基本的には初心者でも飼える強い魚です。
金魚やメダカなどと混泳することもできますし、他の魚に比べ、水質の悪化に強い魚です。
しかし、飼い始めの頃は、人間でも、どんな生きものでも言える事ですが、環境の変化にストレスを感じ、体調不良に陥るのは自然なことです。
特に水槽の立ち上げ時に不調になることはよくあります。
ドジョウが食べない理由として考えられることをあげてみましょう。
- ストレス
環境の変化にストレスを感じて食欲が低下することは、他の魚でもあります。
特に飼い始めの時期は2~3日絶食することをお勧めします。
他の魚にも言えることですが、買った時のショップの水を利用して、ゆっくりと環境に慣らしてやらなくてはなりません。
- 水環境
魚は水道水では生きられません。
1日以上置いてカルキ抜きした水を使わないと、phショックという状態に陥ります。
phチェック用の試験紙などで飼い始めはチェックしたほうが良いでしょう。
- 水温
水温の極端な変化は良くありません。
ドジョウは寒くなると冬眠する魚ですが、品種によっては、暑さには弱いものもあります。
また、冬にヒーターを入れて置いた水槽を暖かくなったので常温に戻す時には、一度ずつ水温を下げて徐々に慣らしてやる必要があります。
- 水質の悪化
ドジョウは水質の悪化に強い魚ですが、餌の腐敗などにより、水質が極端に悪くなれば体調不良に陥ります。
対策として、餌などの沈殿物は用具を使ってこまめに取り除くこと、最低でも2週間に一回はフィルターを掃除し、換水を行うことが大切です。
- その他の病気
魚も癌など病気になることがあります。
そうすれば、長生きはできません。
まとめ
ドジョウは他の魚に比べ、強い魚ですが、環境の変化にストレスを感じるのは人間や他の生き物でも言える事です。
なるべくストレスを感じないよう、元いた環境を基準に、住処を整え、掃除をこまめに行うことが重要です。