日本固有の小型“ナマズ”と呼ばれているアカザ。
この異名が物語っているようになんだかアカザと他の魚との飼育は難しそうな気がしてきませんか?
アカザは絶滅危惧Ⅱ類に指定されてうる“ナマズ”の一種です。
いくつか愛される特徴があり、「赤っぽい体色」「ドジョウのような身体型」「8本の口ひげ」「つぶらな瞳」という非常にユニークなトレードマークが魅力です。
さて今回はそんな日本固有の小型“ナマズ”と言われるアカザが他の魚たちと混泳飼育できるのか!?
またサイズが圧倒的に違うメダカと飼育して食べられることはないのか!?
その実態を詳しく調べていきます。
アカザの飼育!混泳は可能?
アカザと同じサイズの魚であれば魚食性は低いと言えるので混泳は可能と言われています。
具体例としてオオドジョウとの飼育は大丈夫のようです。
ただアカザには同種同士では争いの危険性があるためたとえ混泳したとしてもお互いにとって居心地はあまりよくなくなってしまう恐れもあります。
特にエビや口に入るサイズの魚は食べられてしまう可能性があるので、混泳はオススメしていません。
大きさが違うアカザとメダカは混泳可能?
アカザはアカザの口に入る魚と混泳してしまうと食べてしまう危険があります。
なのでもしアカザを飼い始めた当日は2種とももしくは3種ともいたはずなのに、一晩寝て翌日になったらアカザしか残っていなかった…という悲しい出来事が起こってしまいかねません。
こうならないためにもメダカとアカザの混泳は避けなければならないでしょう。
アカザのおすすめ飼育方法は?
アカザを飼育するにはだいたい45cmくらいの水槽で飼育してあげるとアカザ自身も快適に過ごせるよう。
そしてアカザは夜行性なので日が射している日中は石の下や水草の裏に隠れています。
そんなアカザのためにシェルター(避難場所)を水槽のどこかに入れてあげることをおすすめしています。
これでアカザは本当に落ち着ける場所が手に入れられるはずです。
そしてアカザには最適な水温は5℃~20℃なので飼育していて温度が上がりすぎないことを気をつけましょう。
またアカザは水質悪化にめっぽう弱いため「水が汚れたな」と少しでも感じたら水換えを行ったください。
最後にカルキ(塩素)を抜いて水換えを行うことを忘れずに。
まとめ
アカザが他の魚と混泳することやメダカとの混泳は非常に難しいということがわかったのではないでしょうか。
ぜひ、アカザを飼育してアクアリウムを楽しんでください。