日本固有の絶滅危惧Ⅱ類として指定されているアカザ。
近い将来いなくなってしまう可能性が非常に高いアカザは一体どこに生息しているのでしょうか!?
アカザは“ある”環境が整わないと生息できない特徴を持っていました。
この事実を知らなければあなたが自然の地でいくら「アカザと出会いたい」と思っていてもその夢ははかなく散ってしまうでしょう。
アカザにはドジョウに似ていて8本口ひげがあって…という特徴を備えているだけではなく重要な“ある”ものがないと生息することが難しかったのです。
そのすべてはご紹介します。
アカザは毒をもっている?
アカザは毒腺をもっているため、刺されてしまうと短時間ですが激しい痛みに襲われてしまいます。
こうなってしまったら患部をしっかり洗い、消毒しなければ痛みはとれません。
この作業を行っても痛みが残ることもありますので、その際は病院へ行き手当てを受ける必要があります。
なのでもし「アカザを飼育したい」と思うあなたはこのアカザの特性を知っておいて損はありません。
そしてアカザの生息する域には川の水質が大きく関わっていたのです。
アカザの生息地は?
アカザは別名、アカネコ、アカナマズという名がありますが、日本固有種でナマズの仲間であることは間違いありません。
そんなアカザは秋田県雄物川や宮城県阿武隅川、本州、四国、九州の河川に生息していると言われています。
ただアカザが生息する川には特徴があって水温は低くそして澄んだ川の上流下部~中流域にアカザはいます。
ようは「きれいな水」が流れている川でないとアカザは存在しないのです。
アカザは“指標生物”と言われる川の水質などの環境を調査することができる魚でもあります。
ただ水温が5℃~20℃のところに生息するのではなくあくまでも「きれいな水」でないといけなかったのです。
これはアカザを飼育するときには知っておいたほうがいい豆知識ですね。
関東平野の河川には自然分布されていないと言われています。
まとめ
アカザについての特徴がわかったと思うので、もし「絶滅危惧Ⅱ類アカザ探し」を自然で行いたいと思ったあなたは参考にしてみて下さい。