大きい物で15cmほどになるコイ科の仲間で地方によっては「ハヤ」、「ハエ」とも呼ばれています。
河川の中流から下流域に生息していますが、琵琶湖などでも観察できるようです。
アユに似た体型をし、オスの繁殖期にはピンクやブルーの縞模様が現れるのが特徴的な魚です。
観賞用としても人気の高い魚です。
そんなオイカワですが、今回はオイカワはメダカと混泳できるのか、一緒にしてしまった場合、メダカを捕食してしまうのかについてご紹介します。
オイカワとメダカの混泳は危険!?
オイカワとメダカの混泳はできません。
メダカは飼育条件があった生き物としか混泳することはできません。
メダカは水面近くを泳ぐ生き物なので、底で生活している生き物となら基本的に混泳は可能です。
ミナミヌマエビや石巻貝はメダカとの混泳におすすめです。
メダカと混泳できる生き物は、水の底で暮らしているマドジョウ、白黒模様が特徴のシマドジョウ、水の底や中層で泳ぐこともあるホトケドジョウ、ヤマトヌマエビ、などがいます。
オイカワはウグイ、カワムツ、アブラハヤなどの川魚や同じくらいの大きさなら混泳可能なようです。
オイカワはメダカを捕食してしまうの!?
オイカワは基本的に植物性ですが、それでも雑食です。
アユと同じ水域に生息しているため、アユも草食なのでアユよりも体の小さなオイカワは川岸に追いやられています。
そうなると昆虫を食べることもあるようです。
そして、メダカはオイカワの口よりも小さいため食べられてしまうこともあります。
オイカワと相性のよい生き物を混泳するのであれば大きめの水槽で飼育することをおすすめします!
狭いとストレスを感じてしまうので、最低でも60cmほどの水槽、できるのであれば90cmはあった方がよいようです。
水は水道水でもいいですが、カルキ抜きをしてあげます。
週に1度は3分の1くらいの水換えをしてあげます。
水温は20度~25度を保ってあげるといいそうです。
まとめ
今回は、オイカワとメダカは混泳できるのか、メダカを捕食してしまうのかについてご紹介しました!
オイカワとメダカの混泳は不可能のようです。
オイカワがメダカを捕食してしまう可能性があります。
オイカワは臆病で温厚な性格を持つ魚ですが、メダカはオイカワよりもとても小さく口に入ってしまう大きさのため混泳は危険なようです。
混泳してから食べられてしまったとなったらかわいそうなので、何が混泳可能な生きものなのか理解した上で一緒に飼育することをおすすめします!