西日本や東アジアに生息しているオイカワという川魚をご存知でしょうか。

普段は地味な銀色でほかの魚となんら変わりはありませんが、繁殖期になるとオイカワの雄はブルー、オレンジ、ピンク、グリーンといった鮮やかな色がまじりあった体色になります。

そのため水槽で飼う観賞用の魚として人気が高まってきました。

今回はオイカワの寿命についてご紹介します。

オイカワ 魚 寿命

川魚オイカワの寿命は?

オイカワはコイ科の仲間で流れの緩やかな河川の中流から下流域に生息しています。

形はアユに似ており、15センチほどにまで成長します。

遊泳力が高く、時折水面にジャンプする姿をみかけることもあります。

オイカワは釣りをする人の間でもハエやハヤという呼び名で有名な魚で釣った後に食すこともあります。

自然界で生きているオイカワの寿命は一般的に成熟するまでに2~3年、寿命自体は3~5年といわれています。

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飼育する場合は自然環境に近い状態を作ってあげることにより、オイカワのストレスを軽減させることで寿命を全うできるよう配慮しなくてはいけません。

まず、遊泳力の高いオイカワは水槽中からジャンプして出てしまうことがあります。

すると弱ってしまったり、外に出たのに気づかずそのまま亡くなってしまう可能性があるのでジャンプして飛び出ないように蓋をしっかりしておきましょう。

また、水質が悪化したり酸欠状態に弱い魚なのでろ過装置とエアポンプが必要になります。

ろ過装置によって適度な水流も作ることができ、自然界に近い環境をつくることができます。

実際に飼育されている方の情報によると、飼育環境に問題がない場合でも、特に雄の個体は夏に繁殖期を迎え鮮やかな色になったまま秋冬まで色を保ったまま過ごし、衰弱して亡くなるケースが多く、寿命も生体を採集して飼育を始めて1~2年くらいのものが多いようです。

衰弱してきたオイカワは鮮やかな色が漂白されていくかのように薄くなりはじめ、水流のない場所で餌も食べずじっとして衰弱していくそうです。

まとめ

自然に生きるものを飼育していくのは大変かもしれませんが、環境を整えてうまく順応させることで色鮮やかな色彩に変化するオイカワを鑑賞して楽しむことができます。

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