オイカワはコイの仲間で、西日本の河川にも生息している川魚です。

河川の中流から下流にかけての水流のある澄んだ水の中に生息し、遊泳力が高く水面上にジャンプする姿もみることができます。

繁殖期になると雄は婚姻色と呼ばれる色鮮やかな縞模様に変色することから観賞するために飼育されることも多くなってきました。

今回はオイカワの稚魚の飼育方法や餌についてご紹介します。

オイカワ 稚魚 飼育 エサ

オイカワの稚魚の飼育方法

オイカワは成魚を河川から採集することもできますが、成魚の場合、今まで生活してきた環境から一転し狭い水槽や慣れない水質の中でストレスを抱えてしまい亡くなってしまうケースが多く、 稚魚から水槽での飼育環境に慣れさせていくほうがストレスなく長生きしてくれます。

稚魚は河川の浅瀬に一見ちりめんのような姿で群れを成して泳いでいます。

目の細かな網やバケツなどですくい上げるだけで割と簡単に採集できます。

近くにオイカワの生息していそうな河川がない場合でも、ネット通販などで1匹50円ほどで購入することができます。

飼育の際には最低でも60㎝以上の水槽を用意し、水質をきれいに保つためのろ過装置の設置と酸欠防止のエアポンプ、ジャンプしても水槽外に出てしまわないように網などで蓋をしてあげましょう。

夏場は特に水温が上がってしまわないように直射日光を避け、水温は20℃から高くても30℃以内になるように水槽用のクーラーなどを利用して水温を下げます。

スポンサードリンク

オイカワの稚魚のエサについて

オイカワは雑食性の淡水魚で藻や昆虫、ミミズなどを食べます。

稚魚から飼育する場合は市販の餌から始めてみましょう。

淡水魚用の沈むタイプの餌からスタートさせ、様子をみて食べないようなら冷凍赤虫などの自然に存在している餌へと変えてみます。

最初の一口を食べればあとはほとんど問題なく食べてくれるようになります。

エビなどのほかの生き物を共存させている場合は、その稚魚がオイカワの稚魚に捕食されてしまう危険性もあるので注意が必要です。

まとめ

以上がオイカワの稚魚の飼育に関してです。

この記事がお役に立てば幸いです。

スポンサードリンク