大きな水槽を購入して熱帯魚を混泳させるという方は多いと思いますが、混泳させるのに向いてるお魚と向いていないお魚が熱帯魚にはあるということもしっかりと理解をしておかなければなりません。

今回ご紹介するノーザンバラムンディは混泳ができるお魚なのか、中でもスポテッドガーやオスカーと言うお魚との相性について見ていきたいと思います。

ノーザンバラムンディ スポッテッドガー オスカー 混泳

ノーザンバラムンディとスポテッドガーの混泳は?

まずは基本的なそれぞれのお魚の性格を見ていきましょう。

『ノーザンバラムンディ』は幼魚のころから気性が荒くよく喧嘩をする性格として有名です。

また大きさも大きいもので90cm近くにまでなります。

『スポテッドガー』は大人しく喧嘩をすることもできないくらい性格的に気の弱いお魚です。

その大きさは50cmほどの細長いお魚です。

まったく性格が真逆な上、ノーザンバラムンディとスポテッドガーとでは圧倒的な力の差、大きさの差もあるためスポテッドガーがノーザンバラムンディに襲われてしまいます。

攻撃をする場合もあるのですが、混泳させることでスポテッドガーの体をノーザンバラムンディがなめてストレスを与えたり鱗を剥がしてしまうようなのです。

スポテッドガーの命にかかわることになってしまいます。

多くのアクアリスト達もこの2匹の組み合わせは不向きであり絶対に避けるべきだと考えています。

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ノーザンバラムンディとオスカーの混泳は?

続きまして『オスカー』の性格について見ていきましょう。

『オスカー』は昔からとても人気の高い熱帯魚の一種で、餌やりやその成長が目に見えてわかりやすいことでも有名。

肉食ですぐに90cm近くにまで成長します。

性格は、縄張り意識が高いので自身のテリトリーに入ってきたお魚に対して攻撃をします。

大きさ的にはノーザンバラムンディとも同等くらいなのですが、お互いに性格が荒いのでオスカーが攻撃を仕掛けたら、ノーザンバラムンディの硬いことでも有名な鱗を剥がし飛ばしてしまう可能性もあります。

傷つけあってしまうことは確実です。

最悪の場合ストレスを抱え命にもかかわる結果になってしまいますので、あまり向いてはいないかと思われます。

まとめ

今回ご紹介したノーザンバラムンディの混泳ですが、スポテッドガーもオスカーも性格や大きさが圧倒的に違ったり、縄張り意識が強かったりとそれぞれが不向きだと言う結果になりました。

ノーザンバラムンディ自体が飼育には少々手間もかかりますし、混泳させるにはかなりの神経を使う必要があります。

またいろいろな道具や準備も必要です。

しっかりとした知識を持って混泳について考えましょう。

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