アクアリウムに新魚を迎え入れるのは、楽しみの一つでもあります。
ですが混泳になると話は別です。
トラブルが気になってくるのではないでしょうか。
とくにクラウンローチは、攻撃性があり、生き餌を好む魚です。
大人しい性格や小さい魚などは捕食されることもあるので、慎重にいきたいとところですね。
とはいっても、クラウンローチの性格を踏まえて混泳できる魚もいます。
そこでここでは、エビやグッピーの混泳について紹介します。
クラウンローチとエビの混泳は?
水槽内の苔はどうにかしたいものです。
苔の処理能力でいえばエビです。
エビには熱帯魚の食べ残しの処理もして、なおかつ水槽内で繁殖できて、見た目もかわいいとなると大きな存在になりますね。
しかし、クラウンローチとの混泳では、残念ながら相性は良くありません。
とくにエビの稚エビや脱皮直後のエビは捕食される可能性が高いといわれています。
クラウンローチとグッピーの混泳は?
さて、グッピーは混泳できるのでしょうか。
まず、グッピーの特徴や大きさはいうと、イギリスやドイツで繁殖し、成長しても5㎝程度です。
人懐こく温厚な性格です。
クラウンローチは小さい魚は捕食される可能性が高いのですが、グッピーとは日常泳ぐ層がことなるためか混泳もできます。
しかし、底近くや産卵ケースのスリットにいるグッピーの稚魚は吸われることがあります。
また、グッピーとの混泳する場合、クラウンローチは体長が10㎝までの大きさまでにしておいた方が良いでしょう。
また、グッピーとの混泳にはもう一つ注意が必要になります。
それは水質です。
クラウンローチの理想的な水質は弱酸性~中性で軟水です。
それにくらべグッピーの最適な水質は中性~アルカリ性です。
極端に弱酸性に、またはアルカリ性によせるのは危険なので注意しましょう。
まとめ
比較的飼いやすいといわれているクラウンローチでも、混泳については注意が必要ということでしょうか。
クラウンローチに限らず熱帯魚の混泳は、石橋たたいて渡るイメージであらかじめ予備知識つけてから行動に移すといいのかもしませんね。