熱帯魚の王様として知られるディスカス。
円盤型の体は、発色の良い綺麗な色をしていて模様も独特です。
飼育が難しく、飼育するのはなかなか手が届かないという印象でしたが、今では色々な器具も増え、飼いやすくなってきています。
飼育していると、様々な発見や出来事があり、中では体調不良があったりもします。
今回は、ディスカスの目が白くなることについてお話します。
ディスカスの目が白いのは病気のせい?
元は黒い目をしていますが、まれに目が白く濁っているようになることがあります。
この理由は「phショック」と呼ばれ、phの低下が主な理由です。
ディスカスはとても神経質なため、水質の変化には敏感。
水槽間で水合わせをしないまま移してしまったりするとなります。
特に争ったり傷がないようで片目が白く濁ったりするなら、まずこのためです。
なんとなく曇っているようになるのは、栄養障害なども考えられます。
まずは、水換えを行いエサの問題は特にないようなら、様子をみます。
そしてもう1つ、同じ白でも真っ白になるとかなり重症なので早急に処置が必要です。
白濁も完全な白目も同じく、水換えをすぐ行います。
phを測定し、下がり過ぎないように注意します。
そしてphを元に戻すよう、新しい水を入れ水換えしますが、このときゆっくり上げてください。
急激に上がると失明の恐れがあるので、徐々に戻すよう気を付けます。
まとめ
ディスカスは飼いやすくなってきたとはいえ、飼育の「マメさ」は必要です。
普段から日々確認し、水換えもこまめに行い注意していれば健康に育つはず。
エサの関係でも水は汚れやすいので、ちょっとサボったりして汚れてしまうと、それが原因にも大いになり得ます。
この、「水の汚れとph測定」は重要だと覚えていてください。
分かっていれば対処もすぐに出来、安心ですね。
そうならないように気に掛けていても、どんな生き物でも体調不良などは起こるもの。
その時にすぐ対応出来るように参考にしてくださいね!