ピラルクという魚をご存じでしょうか。
このピラルクというのは、世界最大級の淡水魚として知られている魚で、また、シーラカンスとも並んで「生きた化石」ということでもよく知られている魚です。
一億年の間、進化の中でほとんどその姿を変えていない、ということで今の魚とは少し変わった特殊な形をしている魚です。
さて、そんなピラルクですが、水族館などで見られることもあるのですが、熱帯魚店で販売されていることもあるような魚です。
熱帯魚店で販売されている、ということは飼育できる、ということなのですが、さて、ピラルクの飼育にはどんなものが必要になるのでしょうか。
そして、餌などにはどんなものが必要になるのか、ということなどを紹介していきたいと思います。
ピラルクの飼育に必要な餌は?
ピラルクは魚食性の魚ですので、生餌を使うと良いでしょう。
熱帯魚店で売られているのは基本的に幼魚です。
幼魚にはメダカや冷凍クリルなどを与えると良いでしょう。
それを一日に二回与えます。
成長してからは、魚の切り身、金魚、鯉などを飼育しているピラルクの口のサイズに合わせて与えるようにしましょう。
餌を与えるときに、大きく水面から上がってくることがあるので、水が飛び散ってもいいように周りには何も置かない方が良いかもしれません。
また、凶暴なわけでは無い(むしろ臆病)な魚なのですが、体が大きい分噛む力も強いので、餌を与えるときに素手で与えるのは非常に危険です。
トングなどを使って間接的に与えるようにすると、安全に給餌ができるでしょう。
ピラルクの飼育のために必要な環境は?
先述の通り、ピラルクは非常に大きな魚です。
ですので、それに合わせて水槽も非常に大きな物が必要になります。
少なくとも3m以上の規模の水槽が必要になるので、それをそろえようとすると、だいたい300万円以上してしまいます。
また、水槽を置くときに、水を入れると非常に重たくなってしまうので、一般の家庭だと簡単に床が抜けてしまいます。
なので、そのために床を整備する必要性も出てきてしまいます。
まとめ
飼育のためには環境作りからお金がかかってしまうピラルク。
それがそろえられるのなら、餌などの与えるものも工夫しながら、長い間一緒に過ごせるようにしたいですね。