グッピーを飼育している水槽の中で小さな生き物が動いていることがあります。
でも慌てて虫などと間違えて駆除してしまわずに隠れ家を用意してあげてください。
それは虫ではなくグッピーの稚魚かもしれないからです。
隠れ家なんていらないのではと思うかもしれませんが、稚魚が成長して無事に成魚になるには必要なアイテムです。
稚魚にとって隠れ家が必要な理由と隠れ家の作り方をご紹介します。
グッピーの稚魚に隠れ家は必要?その作り方は?
アクアリスト初心者でも飼育しやすいことから、グッピーを飼い始めた人にとって、稚魚の誕生は思いがけないことかもしれません。
なんの準備も心構えもしていないため、せっかく産まれた稚魚の飼育に、失敗することもあることでしょう。
失敗の中でも意外と多いのが親魚や他の魚が稚魚を食べてしまう行為です。
確かに小さな稚魚は餌に見えないこともないので、食べてしまうのかもしれませんが、水槽の中で稚魚がいくら逃げ回っても、隠れる場所がなければ食べられてしまうだけです。
もしも準備をしていないまま稚魚が誕生したのなら、急いで隠れ家を用意してあげましょう。
専用の飼育箱や網がショップで販売されていますが、ショップに出かけている間に食べられてしまうかもしれません。
ショップに行く前に自宅にある物で隠れ家を作ってあげましょう。
- 水槽内に焼き物やプラスチックなど、魚に害のない小物類を置いて隠れる場所を作ってあげます。プラスチック製の観葉植物などを置くのも良いでしょう。
- 親魚は通れず稚魚だけが通れる大きさの網があるのなら、それを水槽の底に敷いてあげましょう。稚魚が逃げ込めるので食べられる確立が減ります。
- 親魚や成魚から、網やプラスチック製の板などで、生育場所を分けてあげればより安全です。
アクアショップでは稚魚の隠れ家になるアイテムが置いてありますが、自宅にある物でも工夫をすれば隠れ家を作る事はできますね。
まとめ
ショップで販売されている産卵箱や専用の網などを利用して、稚魚を守る方法もありますが、他にも水草を設置して稚魚の隠れ家にするのも良い方法です。
特にウィローモスは繁殖しやすく、稚魚の隠れ家にピッタリなコケの一種です。
隠れ家と一緒に水槽に設置することをおすすめします。